聖地 東松島市でブルーインパルス巡り!

エアベース紹介

 こんにちは!
 ジョーです!

 自衛隊の飛行機を連想するとしたら何を想像しますか?やはり、ブルーインパルスが多いのではないでしょうか?
 そのブルーインパルス、宮城県東松島市に所在する「松島基地」というところを拠点にしており、同市では町おこしに活用されています。
 そこで今回は、基地周辺のブルーインパルス写真が綺麗に撮れる場所やカフェやグッズが売られているスポットについて紹介します!

松島基地周辺スポット

 今回はなんと、株式会社東松島観光物産公社とレンズメーカーのタムロンから協力をいただいて撮影などさせていただきました!
 今回、ブルーインパルスの写真撮影スポットを中心にブルーインパルスをいろんな角度から楽しめるところをご紹介します!

定番撮影スポット

 ブルーインパルスを撮影するスポットが松島基地周辺にはいくつもあります。ここではブルーインパルスが訓練を行う様子を撮影できるスポットを紹介します。
 いずれも駐車場が整備されているので、どこに行けばいいのか分からない人は、まずここから行ってみましょう!

着陸するブルーインパルスのT-4練習機を見学する様子。

ブルーインパルス観覧駐車場

 ここはブルーインパルスこと第11飛行隊が主に活動するエプロン(駐機場)のそばにあるスペースに直結する駐車場です。松島基地のそばにあり、駐車スペースも比較的広いですが、未舗装なのでご注意ください。
 ここでは、防波堤を活用した観覧スペースが設けられており、パイロットが機体に乗り込んだりエンジンをかける様子や、訓練を終えて帰ってくる様子を最も近くで見ることができます。

訓練を終えたブルーインパルスの隊員に手を振る見学客

 近隣にはコンビニなどもありますので、見学の前後に寄って飲み物を買ったりお手洗いを済ませたりしやすいです。100台近くの車が入れる広さを確保しています。
 駐車場の入り口には「ブルーインパルス観覧駐車場」の看板がありますので比較的分かりやすいです。

ブルーインパルス観覧駐車場の入口の様子

東松島市浜市 観覧駐車場

 ここは、先述のブルーインパルス観覧駐車場とは滑走路の反対側に位置しており、公園の隣に駐車場が設置されています。滑走路から少々離れていますが、ここからは基地の南西側から着陸する様子や離陸していくシーンを撮影することができます。

東松島市浜市 観覧駐車場の様子、簡易的に駐車スペースを表示している。

 ここは、ブルーインパルス観覧駐車場より駐車場の区分けが分かりづらいので駐車場を利用する際は気をつけてください。車の駐車スペースはロープなどで表示されているので、注意深くご確認ください。

訓練の見学に行くときはブルーインパルスが基地上空訓練をするスケジュールを確認して見学に行きましょう!
※訓練をお休みしているまたは基地上空じゃないところでやっていることがあります。
訓練のスケジュールは松島基地HPまたはXよりご確認ください。

ちょっと変わったブルーインパルス関連スポット

 東松島市には、ブルーインパルスをモデルにしたさまざまなスポットがありますのでご紹介します!

ブルーインパルス通り

 ブルーインパルスがいる松島基地の最寄り駅のJR矢本駅から直線に延びる通りをブルーインパルス通りと呼びます。
 ここには、ブルーインパルスをモチーフにしたデザインマンホールがあります。ぜひ足元に注目して歩いてみてください!

ブルーインパルス通りの看板。マンホールの蓋は現地でのお楽しみ!

JR鹿妻駅前

 矢本駅の隣の駅になる鹿妻(かづま)駅もブルーインパルススポットです。ここには、駅前ロータリーにT-2練習機のブルーインパルス仕様となる機体が展示されています。
 このT-2という機体は、現在ブルーインパルスで活躍するT-4練習機の先代になる機体で、1982年から1995年までブルーインパルスで活躍しています。ここには、実際に飛行していたT-2練習機を展示しています。全国でも珍しい展示の仕方で、近くに寄ると機体の下側をじっくり見ることができます。

鹿妻駅前に展示されているT-2ブルーインパルス

 お車でお越しの際は、駅前に駐車場があるのでそちらに駐車してください(駅利用者の邪魔にならないようにご注意をお願いします)。

ブルーポスト

 東松島市内に設置されているポストのいくつかは、ブルーインパルスにちなんで赤色ではなく青色に塗られたポストがいくつか設置しています。空のように明るい青色に塗られているので、ぜひ市内のいろんなところを探してみてください。

矢本駅の近くに設置されているブルーポスト

グッズショップ

大勇堂

 航空自衛隊松島基地のそばにある老舗の和菓子店で、「銘菓ブルーインパルス」やパン、ブルーインパルスグッズを販売しています。
 ここで製造されるパンは近隣の学校向けにも作っているとのことで、その品質は折り紙つきです。店内には、カメラマンが撮影したブルーインパルスをはじめとした飛行機の写真が飾られているほかに、ブルーインパルスのパイロットのサインも展示されています。
 現地に行けない方向けにオンラインショップもありますのでぜひご利用ください!

大勇堂のエントランス

大勇堂オンラインショップ

アンテナショップまちんど

 矢本駅前にあるアンテナショップで、カフェやグッズショップが入っています。
 レンタサイクルもあり、基地周辺を自転車で周りながら楽しむこともできます。(基地周辺の撮影スポットは、道路が舗装されていないところもあるので、十分注意して場所を選んでください。)
 実は時間が無くて、伺うことができなかったのですが、外から見てても非常に綺麗でした!次の機会ではゆっくりいたいものです。

アンテナショップまちんど(奥)と矢本駅の前に設置されたサンドアート(手前)

東松島市アンテナショップまちんど
営業時間:10:00~18:00
定休日:SNSをご確認ください。

GALLERY黒澤英介

 松島基地からは離れますが、同じ東松島市内にある「奥松島クラブハウス」という施設に、航空写真家黒澤英介さんのギャラリーがあります。
 黒澤氏は、ブルーインパルスをメインに撮影している航空写真家で、毎年発売される「ブルーインパルスガイドブック」をはじめとした書籍や専門誌などに写真を提供しています。
 このギャラリーでは、黒澤氏が撮影した作品の数々(ブルーインパルス以外の飛行機の作品もあり!)やブルーインパルスグッズが販売されています。
 たまに、黒澤氏も在廊していますので、その際はぜひお話してみてください!非常に穏やかで面白い方です!

GALLERY黒澤英介のエントランス

GALLERY黒澤英介
営業時間:11:00~16:00
定休日:毎週月曜日(祝日の場合は翌日)
黒澤カメラマンの在廊はSNSよりご確認ください。

おわりに

 今回は株式会社東松島観光物産公社とレンズメーカーのタムロンから協力をいただいて、ブルーインパルスがいる航空自衛隊松島基地周辺の関連スポットを取材しました。
今までさまざまな基地を周ってきましたが、平日にもかかわらず多くの方が見学に訪れていて、ブルーインパルスをきっかけに非常に活気がある街だなと感じられました。
 しかし、東日本大震災で受けた被害は今でも色濃く残るところがあり、風化防止のため活用されているところやそのままにされているところもありました。現地の方に聞くと震災前と後では結構環境も変わったらしく、風の吹き方一つとっても以前とは異なるとのことです。
 とはいえ、ブルーインパルスが好きな方にとってはまさに聖地として街づくりが行われていますので、ぜひ旅行で宮城県へ行く際は立ち寄ってみてください。
 ちなみに、訓練は平日にしか行いませんのでご注意くださいね! 

 今回の使用レンズ
 35-150mm F/2-2.8 Di III VXD

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