【イベントレポート番外編】CP+2024

CPプラス イベント

 こんにちは!
 ジョーです!

 いつもは飛行機に関することを中心に書いていますが、今回はカメラと写真映像のワールドプレミアショー「CP+2024」へ行ってきましたので、その模様と個人的に注目していた商品や講演などについて紹介します!

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CP+とは?

 CP+とは、一般社団法人 カメラ映像機器工業会(CIPA)が主催するカメラやレンズ、写真関連機器の展示や新製品の発表、セミナーなどが行われるイベントです。2010年に「横浜国際デジタルカメラ&写真イメージングショー」として初開催され、2011年から国際的な展示会として、名称を「CP+」に変更し現在に至ります。
 公式HPでは以下のように紹介されています。

「写真や映像の楽しさを、見て、触って、仲間と共感できる、世界中のカメラファンが集まるイベントです!
2024年2月22日(木)~25日(日)までの4日間、パシフィコ横浜で開催される会場イベントとオンラインで配信されるオンラインイベントが、同時開催されます。カメラ・写真愛好家はもちろん、普段からスマートフォンで写真や動画を撮影・加工し、SNSを使って日常を楽しむ方まで、誰でも楽しんでいただけます。」

CP+2024公式HPより引用
パシフィコ横浜の様子

なぜCP+に注目するのか?

 空活が趣味の方の多くは、写真や動画撮影をしている方が多いと思います。そこからカメラやレンズ、周辺機材(三脚やカメラバッグなど)や撮影技法への興味関心が高くなるので、一挙にそれらを触れることができるこのCP+はうってつけの機会と感じました。
 今回はリアルとオンラインのハイブリット開催ということで、 様々な写真家のセミナーやワークショップは、会場で著名な写真家のセミナーが見られるほか、YouTubeで配信され、会場にいけない人も楽しめるような試みがなされています。
 写真を通じて新たな出会いがあると感じたため、個人的に非常に注目していました。

個人的に特に注目していたメーカーと商品

 飛行機写真を撮ったり、遠征をして撮影を行うというので、「動きものに強い」、「頑丈」、「軽量」というところに着目して以下の会社が気になったので見てきました。

TAMRON

 レンズメーカーのTAMRONは、新商品こそありませんでしたが愛用しているNikon Zマウントで注目しているレンズがありましたので試して来ました。
 それが、「35-150mm F/2-2.8 Di III VXD」です。
 飛行機撮影なら超望遠レンズが定番ですが、このレンズはそれに比べる焦点距離は短いですし少々重いです。
 ところが、非常にきれいな描写をするうえに同じようなスペックの純正レンズより安いということで試してみました。

 ディスプレイされた車を撮ったところ、非常に綺麗に質感を表現し背景も自然にボケるので、航空祭では地上展示機やブルーインパルスを引き気味で撮影するときに非常に綺麗に撮れそうです!

SIGMA

 レンズメーカーのSIGMAは、2種類の新製品を会期直前に発表し、そのうちの「500mm F5.6 DG DN OS | Sports」を触ってきました。
 同日、NikonやCanonの同クラスのレンズも試してきましたがそれに比べて非常に軽く、描写もひけをとらないものでした!現状はSONY EマウントやLマウントのみの展開ですが、個人的には早くZマウントも出てほしいですね!

体験ブースに置かれた「500mm F5.6 DG DN OS | Sports

nextrage

 実はsandiskのSDカードを現在は愛用していますが、非常に気になっていたので製品を見に行ってきました。
 今回は新しくCFexpress Type Bメモリーカードの新しいものやそのカードリーダー、SSDを中心に展示されていました。
 新しいCFexpress 4.0規格のメモリーカードが最大読み出し速度(3,900MB/s)、最大書き込み速度(3,600MB/s)、最低継続書き込み速度(3,400MB/s)とちょっとわけわかんない領域に入っていますがとにかく速いということはよくわかりました!
 やはり、その読込み・書き出し速度が速いだけでなく堅牢性も高くコストパフォーマンスがいいことが確認できましたし、乗り換え確定です。

nextrageブースの様子。

Leofoto

 このメーカーは、三脚や雲台などのカメラ周辺機材が主力で、使いやすさとコストパフォーマンスが高いというところが特徴です。
 今回は、新しくビデオ雲台が発表されているのですが私はそちらではなく、既存モデルを拝見していました。現在他社製の三脚を持っていますがそれに比べどの製品も非常に軽い!そして、展開しやすく持ち運びしやすいという印象を感じました。
 また、モデルによってはカラーバリエーションも数種類あるので、見た目もよかったです!
 個人的におススメは、Mr.Yと呼ばれるシリーズです。他社製に比べ、畳んだ時非常にコンパクトになるので遠征をするときも重宝しそうです。

ブース内で展示される三脚

OM SYSTEM

 かつてOLYMPUSと呼ばれていましたが現在ではOMデジタルソリューションズと社名を変更し、OM SYSTEMのブランドで様々なカメラなどを展開しています。
 その中で新製品のミラーレス一眼『OM-1 MarkⅡ』をCP+の直前に発表しました。
 このカメラは、「マイクロフォーサーズ」というセンサーサイズで小型であることが特徴です。今回発表されたOM-1 MarkⅡは、前のモデルと同じように非常に頑丈に作られておりオートフォーカスは精度が高かったです。
 レンズが小型なので飛行機を撮るとき、非常に機動性が高く使えるという印象でした!

タッチ&トライコーナーに置かれたOM-1 MarkⅡ

楽しめたコンテンツ

 ここからは会場で楽しんだブースなどを紹介します。

各社主催のセミナー

 出展した多くのメーカーは会場内に3か所設置されたステージや、自社ブースで連日セミナーやワークショップを開催していました。
 特に今年はYouTuberを起用することで幅広い年齢層の集客ができたと思います。

Canonブースでセミナーを行うYouTuberのゆ~とびさん

体験型ブース

 カメラメーカーのブースでは、主力製品の使用を体験することができ各社しのぎを削っている印象でした。
 特にCanon・Nikon・SONY・FUJIFILMの4社はモデルを用意して撮影体験をできるようにし、趣向を凝らしていました。
 カメラのレンズはなかなか高価なので、それを体験使用ができるコーナーもあり非常に面白かったです。

FUJIFILMのブースでパフォーマンスを行う様子

インフルエンサーたちとの交流

 YouTubeや各種SNSで活躍するインフルエンサーも各社のセミナーなどに出演しましたが、その合間には会場内を周り、各社のブースへの取材やファンサービスを行っていました。

TAMRONブースの前で打ち合わせ中(?)のYouTuber、ふぁらおさん(左)ともろんのんさん(右)

改善してほしい点

会場キャパシティ

 多くのメーカーが出展し非常に華やかでしたが、注目度が非常に高かったこともあり、連日多くの来場者で賑わいました。
 その反面、各社のブースがあまり広くなく少々窮屈に感じるところもあったので各社のブースの広さや出展するメーカーの数など検討した方がいいと感じました。

音響設備

 各セミナーなどでは非常に多くの来場者が詰めかけ、立ち見で見学する方も多くいました。
 しかし、ブースによってはステージから離れると話す内容が聞こえづらいということがあったので、スピーカーの配置や数は再考する余地がありそうです。
 不幸中の幸いなのは、大半のセミナーはYouTubeでアーカイブ配信されているので、改めて確認することができるところでしょうか。

空調

 来場者も多いせいか、会場内の空気がこもりがちで当日は非常に熱気に満ちていました。
 私は体調不良になりませんでしたが、中には熱気などにあてられて気分を悪くされる方もいたようです。

おわりに

 イベントレポート番外編ということで、カメラと写真映像のワールドプレミアショー「CP+2024」へ行って感じたことを簡単に紹介しました。
 私自身は初めての参加でやや緊張気味で入場しましたが、実際にいろんなインフルエンサーの方々やメーカー担当者の話を聞くだけでも非常に有意義でした。
 また、会場周辺でもオフ会やフォトウォークが行われるなど、写真好きが集う場として非常にいいイベントだったと思います。
 少し改善していただきたい点もありますが、これは主催者側で十分に反省されると思いますので来年のCP+を楽しみにしましょう!
 ちなみに来年は、2025年2月27日から3月2日の間で開催予定だそうです。

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