2025年におすすめする航空祭20選!

こんにちは!
じょーです!
いつも飛行機や自衛隊のことあまりよく知らない方に少しでも興味を持ってもらえるようブログを書いています。

ブルーインパルスや航空祭のスケジュールが出たけど、どこへ行ったらいいの??
全国各地で行われる航空祭、魅力的なプログラムばかりでどこへ行けば良いのか分からなくなりますよね?
そこで今回は、「元自衛隊パイロットのじょーが選んだ地域別おススメの航空祭、2025年版」です。
北海道から沖縄まで全国各地で行われる様々な航空祭をオススメする理由とともにご紹介します!
各航空祭のタイトルについている「★」はブルーインパルスが参加予定なので参考にしてください。
北海道・東北エリアのおすすめ航空祭
北海道・東北エリアで行われる航空祭は真夏に開催されることが多いですが、比較的涼しく過ごしやすい環境。
イベントは地域と提携して地域色が強くなってきているところが多く、美味しい地元グルメなどのお店が多く出てくるところが特徴の一つです。
八戸航空基地サマーフェスタ
海上自衛隊の八戸航空基地には、P-3C哨戒機という飛行機が配備されています。
2024年はP-3Cや陸上自衛隊のヘリコプターの展示飛行や管制塔の見学などが行われました。
三沢基地や千歳基地などから戦闘機も訪れますが、人混みはほとんどない穴場の航空祭です。


★松島基地航空祭
松島基地は、「ブルーインパルス」の拠点として有名な基地。
地元の東松島市が主催する『東松島夏まつり』の翌日に開催され、夏祭りでも展示飛行やファンサービスが行われます。
航空祭では唯一、1日に2回の展示飛行を行うだけでなく、ミニバイクのチーム「ブルーインパルスJr.」も展示を行うので、ブルーインパルスを楽しみ尽くすならここです!


千歳のまちの航空祭(千歳基地航空祭)2025
新千歳空港に隣接する千歳基地は北の最前線基地で、F-15戦闘機や政府専用機が配備されていることで有名。
滑走路が2本ある大きな基地で、例年、政府専用機とF-15戦闘機の合同編隊飛行やF-15戦闘機の機動飛行などを見ることができます。
2024年は基地の外にも会場を設け、地域の様々なお店が出店するほかにブルーインパルスの隊員によるトークショーなども行われました。

★三沢基地航空祭
アメリカ空・海軍と航空自衛隊が同居していることで有名な三沢基地。
航空自衛隊の最新機種F-35A戦闘機やE-2D早期警戒機が配備されています。
昨年は、航空自衛隊のF-35Aによる機動飛行やRQ-4グローバルホークが初めて航空祭で飛ぶところを披露し話題になりました。
他にも、アメリカ空軍のF-16デモチームが派手なデモフライトを例年披露します。
アメリカンフードで賑わうなど米軍基地ならではの雰囲気も楽しめる東北唯一の航空祭です。


関東エリアのおすすめ航空祭
関東エリアは好アクセスで集客力の高いイベントが多いところが特徴。
陸・海・空自衛隊だけでなく、アメリカ軍のイベントもあり、いずれも臨場感抜群です!
横田基地フレンドシップフェスティバル2025
アメリカ空軍が主催するフレンドシップフェスティバルは、2日開催で例年20万人近い観客が訪れる国内最大級のイベントです。
その広大な会場にはたくさんの航空機や屋台が並んでおり、まさにお祭りです!

一部の航空機は、ロープなどで囲わずに展示されるので、触ったりすることもできちゃいます(ただし、怪我などをしても自己責任なので注意)。
展示飛行は少ないですが、例年花火大会が催されるので、コチラも非常に見応えがあります。

木更津駐屯地航空祭
陸上自衛隊最大規模の航空基地を持つ木更津駐屯地は、第1ヘリコプター団に所属する飛行機やヘリコプターが配備されています。V-22が暫定配備されており、航空祭ではヘリコプターなどの体験搭乗が行われます。

様々なヘリコプターが目の前を飛ぶ模擬戦は、空砲などを使った迫力ある演出が魅力的。
JR木更津駅から徒歩でも行ける距離なので、比較的好アクセスの航空祭です。

下総航空基地一般開放
下総航空基地は、海上自衛隊のパイロットやクルー、整備員などが教育を受ける基地です。
ここには、P-3CやP-1という飛行機が配備されており、パイロットなどの候補生がウイングマークを取得するための最終段階としての教育を受けます。

教育部隊ということもあり、全国でも数少ないフライトシミュレーターの体験ができるなどの注目プログラムがあります。
しかし、航空自衛隊の航空祭よりもゆっくり見ることができ、自衛官ともふれ合いやすいので、初めて航空祭へ行く方にはおすすめできる基地の一つです。

★入間基地航空祭
入間基地は主に輸送機を配備している基地で、軍用機らしくない丸いフォルムの飛行機が配備されています。
都心からのアクセスが良く、全国でも屈指の入場者数を誇る大人気のイベントです。
ただし、アクセスはほぼ電車だけなので人混みは気をつけてください!


百里基地航空祭
百里基地航空祭は例年12月上旬に開催され、F-2やF-15の機動飛行が目玉です。
また、併設される茨城空港に発着する民間機の離着陸を見ることもできます。
冬の開催ということで、陽炎などの影響がほぼ無く、非常にクリアな写真を撮りやすいです。


第1空挺団降下訓練始め(終了)
陸上自衛隊の精鋭部隊である第1空挺団が、本拠地の習志野駐屯地に隣接する演習場で年始に行われる恒例行事です。
その目的は「安全祈願」で、近年ではアメリカなどの様々な国々と共同で模擬戦を披露します。
飛行機から隊員が降下する様子やヘリコプターの超低空飛行などが見どころです。
冬場ならではの澄んだ青空が広がることが多いので写真撮影を楽しむ方にもおススメのイベントです!



中部・関西エリアのおすすめ航空祭
このエリアで開催される航空祭は非常に人気で、どの基地も自衛隊唯一の特徴があります。
ファンからの注目度も高く、事前訓練から多くの方がその様子を見学しています。
小松基地航空祭
日本海側に唯一戦闘機部隊が所在する小松基地は、F-15戦闘機の部隊が3つもある基地。
2025年はF-35戦闘機が配備予定で、もしかしたら配備直後の機体がいるかもしれません。また、毎年航空祭に合わせて記念塗装機を製作するので、そのデザインもファンの楽しみの一つ!
小松空港のほか、北陸新幹線で小松まで行ける好アクセスな航空祭です。

★浜松基地航空祭
ここは航空自衛隊パイロットの教育部隊や、整備員の候補生がその技術を学ぶ第1術科学校が所在しています。
また、AWACS(早期警戒管制機)が配備されており、戦闘機顔負けのダイナミックな急旋回を披露する唯一の航空祭。
実はブルーインパルスが発祥した基地で、ファンにとっては聖地です。


明野駐屯地開設70周年・航空学校創立73周年記念行事
陸上自衛隊のパイロット教育の中心で、さまざまなヘリコプターが配備されています。
ここの名物は「明野レインボー」と呼ばれる教官パイロットのチーム。
展示飛行で小気味よく飛ぶ様子は一見の価値ありです!

★岐阜基地航空祭
航空自衛隊が運用する戦闘機や、その装備品(ミサイルやコンピュータなど)の開発や試験を行う飛行開発実験団が所在している岐阜基地。
ハイレベルな操縦技術とフィードバック能力を兼ね備えたテストパイロットがいることで有名。

配備している機種も多彩で、異機種編隊飛行は唯一無二の魅力があります!

★小牧基地航空祭(終了)
県営名古屋空港の向かいにある小牧基地は、主に輸送機が配備されています。
そのため、2024年は政府専用機をはじめとした航空自衛隊の大型機が勢揃いしました。
飛行展示もさることながら、体験型のアトラクションも多く予定されているところが魅力で、2025年はブルーインパルスも参加します。



四国・中国・九州エリアのおすすめ航空祭
四国・中国・九州エリアの航空祭はとにかく「魅せ方」へのこだわりが特徴。
火薬を用いた演出やダイナミックな機動飛行をはじめ、迫力がとにかくすごいです!
地域の企業による支援が他地域よりも手厚いのでアクセスの面も問題なし!
岩国航空基地フレンドシップデー2025
岩国航空基地フレンドシップデーはアメリカ海兵隊と海上自衛隊が共催する日本最大のエアショー。例年繰り広げられるプログラムは非常に多く、その全てが見応えたっぷり!
民間のアクロバティックチームも含めて、国内のデモチームが集結するので非常に豪華な内容となっています。
アメリカ軍らしい火薬を使用した演出や陽気な雰囲気がお祭りらしく、有料観覧席を設けるなど、海外のエアショーそのものです!
★美保基地航空祭
米子鬼太郎空港に隣接する基地で、大型輸送機のC-2や最新鋭空中給油機のKC-46Aが集中配備されています。
例年、これらの大型機が迫力満点の機動飛行を披露するなど、他の基地とは違った魅力に詰まった航空祭です!


★築城基地航空祭
F-2戦闘機が集中配備される基地で、機動飛行は「魅せる」ことを意識したプログラムでファンからの人気が高いです。
民間アクロチームのウイスキーパパも参加し、終始見ごたえ抜群です!

2024年は、陸上自衛隊と共同で披露した模擬対地射爆撃が話題となりました。
小月航空基地スウェルフェスタ2025
海上自衛隊パイロットが最初に勤務する基地が小月航空基地。
海自のアクロバットチーム「ホワイトアローズ」の本拠地でもあります。

滑走路を歩くランウェイウォークなどの体験型イベントもあるので、楽しめる内容が豊富です。

美ら島エアーフェスタ2025(那覇基地)
航空自衛隊で最も忙しい基地として有名な那覇基地。
F-15戦闘機やE-2C早期警戒機が配備されている最前線基地です。
那覇空港が隣接しているので、民間機を間近で見ることができます。
また、離発着が非常に多いことから、飛行展示の内容は独自のプログラムとなっています。
おわりに
おススメの航空祭、地域別に紹介させていただきましたがいかがでしたか。
2025年はいくつかの基地で新しい飛行機が配備される予定で、その転換期を見ることとなります。
2024年はこれまで以上にマナーの悪い方が目立つ会場がありました。
このような方々は減って欲しいですが、言って聞くような方とは思っていません。
なので、遭遇したら逃げることを推奨しています。
航空祭が開催される自衛隊の飛行場は、日差しや雨風を遮る場所が少ないので準備の時にご注意ください!

どこでも個性を活かしたプログラムがあるので、事前情報が重要です。
もし、初めて行く方はプログラムよりマップを見て、売店などを確認した方が快適に過ごせます。
