2025年におすすめする航空祭18選!

イベント

 いつも飛行機や自衛隊のことあまりよく知らない方に少しでも興味を持ってもらえるようブログを書いています。
 今回は、「じょーの主観で選んだ、地域別おススメの航空祭2025年版」です。
 北海道から沖縄まで全国各地で行われる様々な航空祭をオススメする理由とともにご紹介します!
 各航空祭のタイトルについている「★」はブルーインパルスが参加予定なので参考にしてください(2025年度の予定はまだ未発表)。
 
 ※本記事で紹介している商品・サービス等の外部リンクには、アフィリエイト広告が含まれる場合があります。

北海道・東北エリア

 北海道・東北エリアで行われる航空祭は真夏に開催されることが多いですが、比較的過ごしやすい環境です。
 イベントは地域と提携して地域色が強くなってきているところが多く、美味しい地元グルメなども多く出てくるところが特徴の一つです。

八戸航空基地サマーフェスタ

 海上自衛隊の八戸航空基地には、P-3C哨戒機という飛行機が配備されています。
 2024年はP-3Cや陸上自衛隊のヘリコプターの展示飛行や管制塔の見学などが行われました。
 三沢や千歳などから航空自衛隊の戦闘機なども訪れますが、人混みはほとんどない穴場の航空祭です。

開催日:開催日未定(2024年は7月28日に開催)
HP:https://www.mod.go.jp/msdf/hatinohe/index.html

松島基地航空祭

 松島基地は、「ブルーインパルス」の拠点として有名な基地。
 地元の東松島市が主催する『東松島夏まつり』の翌日に開催され、夏祭りでも展示飛行やファンサービスが行われます。
 航空祭では唯一、1日に2回の展示飛行を行うだけでなく、ミニバイクのチーム「ブルーインパルスJr.」も展示を行うので、ブルーインパルスを楽しみ尽くすならここです!

開催日:開催日未定(2024年は8月25日に開催)
HP:https://www.mod.go.jp/asdf/matsushima/index.html

三沢基地航空祭

 アメリカ空・海軍と航空自衛隊が同居していることで有名な三沢基地。
 航空自衛隊の最新機種F-35A戦闘機やE-2D早期警戒機が配備されています。
 昨年は航空自衛隊のF-35による機動飛行やRQ-4グローバルホークが初めて航空祭で飛ぶところを披露し話題になりました。
 他にも、アメリカ空軍のF-16デモチームが派手なデモフライトを例年披露します。
 アメリカンフードで賑わうなど米軍基地ならではの雰囲気も楽しめる東北唯一の航空祭です。

F-35A戦闘機
地上で展示される三沢基地所属のF-35A戦闘機。※写真は小松基地で撮影

開催日:開催日未定(2024年は9月8日に開催)
HP:https://www.mod.go.jp/asdf/misawa/top.html

千歳のまちの航空祭(千歳基地航空祭)2025

 新千歳空港に隣接する千歳基地は北の最前線基地で、F-15戦闘機が配備されています。
 また、滑走路が2本ある大きな基地で、政府専用機が配備されていることでも有名です。
 例年、政府専用機とF-15戦闘機の合同編隊飛行や戦闘機の機動飛行などを見ることができます。

開催日:未定(2024年は9月15日に開催)
HP:https://www.mod.go.jp/asdf/chitose/index.html

大人女子の旅を応援する「MILESTO」

関東エリア

 関東エリアは好アクセスで集客力があるイベントが多いところが特徴。
 陸・海・空自衛隊だけでなく、アメリカ軍のイベントもあり、いずれも臨場感抜群です!

第1空挺団降下訓練始め

 陸上自衛隊の精鋭部隊である第1空挺団が、本拠地の習志野駐屯地に隣接する演習場で年始に行われる恒例行事です。
 その目的は「安全祈願」で、近年ではアメリカなどの様々な国々と共同で模擬戦を披露します。
 飛行機から隊員が降下する様子やヘリコプターの超低空飛行などが見どころです。
 冬場ならではの澄んだ青空が広がることが多いので写真撮影を楽しむ方にもおススメのイベントです!

アメリカ空軍のC-130J-30輸送機から降下する空挺隊員
アメリカ空軍のC-130J-30輸送機から空挺降下する様子。

開催日:1月12日(日)
HP:https://www.mod.go.jp/gsdf/1abnb/

横田基地フレンドシップフェスティバル

 アメリカ空軍が主催するフレンドシップフェスティバルは、2日開催で例年20万人近い観客が訪れる国内最大級のイベントです。
 その広大な会場にはたくさんの航空機や屋台が並んでおり、まさにお祭りです!
 展示飛行は少ないですが、例年花火大会が催されるのでコチラも非常に見応えがあります。

F-22A戦闘機
2024年の横田基地フレンドシップフェスティバルで展示されたF-22A戦闘機。

開催日:開催日未定(2024年は5月18・19日に開催)
HP:https://www.yokota.af.mil/Friendship-Festival/

木更津駐屯地航空祭

 陸上自衛隊最大規模の航空基地を持つ木更津駐屯地は、第1ヘリコプター団に所属する飛行機やヘリコプターが配備されています。
 様々なヘリコプターが目の前を飛ぶ模擬戦は、空砲などを使った迫力ある演出が魅力的。
 JR木更津駅から徒歩でも行ける距離なので比較的好アクセスの航空祭です。

V-22オスプレイ
タキシングするV-22オスプレイ。

開催日:開催日未定(2024年は10月5日に開催)
HP:https://sec.mod.go.jp/gsdf/gcc/1hb/

下総航空基地一般開放

 下総航空基地は海上自衛隊のパイロットやクルー、整備員などが教育を受ける基地です。
 この基地にはP-3CP-1という一見旅客機のような見た目の飛行機が配備されています。
 教育部隊ということもあり、フライトシミュレーターの体験搭乗などのプログラムがあります。
 航空自衛隊の航空祭よりゆっくり見ることができ、自衛官ともふれ合いやすいので、落ち着いて楽しむことができます。

P-3C哨戒機
展示飛行を披露するP-3C哨戒機。

開催日:開催日未定(2024年は10月26日に開催)
HP:https://www.mod.go.jp/msdf/simohusa/

入間基地航空祭

 入間基地は主に輸送機などを配備されている基地で、軍用機らしくない丸いフォルムの飛行機が配備されています。
 都心からのアクセスが良く、全国でも屈指の入場者数を誇る大人気のイベントです。
 ただし、アクセスはほぼ電車だけなので人混みは気をつけてください!

C-2輸送機
離陸するC-2輸送機。

開催日:開催日未定(2024年は11月3日に開催)
HP:https://www.mod.go.jp/asdf/iruma/index.html

百里基地航空祭

 百里基地航空祭は例年12月上旬に開催され、F-2やF-15の機動飛行が目玉です。
 また、併設される茨城空港に発着する民間機の離着陸を見ることもできます。
 冬の開催ということで、陽炎などの影響がほぼ無く、非常にクリアな写真を撮りやすいです。

開催日:開催日未定(2024年は12月8日に開催)
HP:https://www.mod.go.jp/asdf/hyakuri/index.html

中部・関西エリア

 このエリアで開催される航空祭は非常に人気で、どの基地も自衛隊唯一の特徴があります。
 ファンからの注目度も高く、事前訓練から多くの方がその様子を見学しています。

小松基地航空祭

 日本海側に唯一、戦闘機部隊が所在する小松基地は、F-15戦闘機の部隊が3つもある基地です。
 2025年はF-35戦闘機が配備予定で、もしかしたら配備直後の機体がいるかもしれません。
 小松空港のほか、北陸新幹線で小松まで行ける好アクセスな航空祭です。

F-15戦闘機
展示飛行を行うF-15J戦闘機。

開催日:開催日未定(2024年は9月23日に開催)
HP:https://www.mod.go.jp/asdf/komatsu/index.html

浜松基地航空祭

 ここは航空自衛隊パイロットの教育部隊や、整備員の候補生がその技術を学ぶ第1術科学校が所在しています。
 また、AWACS(早期警戒管制機)が配備されており、戦闘機顔負けのダイナミックな急旋回を披露する唯一の航空祭。
 実はブルーインパルスが発祥した基地で、ファンにとっては聖地です。

E-767早期警戒管制機。
着陸態勢に入るE-767早期警戒管制機。 Photo by USAF

開催日:開催日未定(2024年は10月22日に開催)
HP:https://www.mod.go.jp/asdf/hamamatsu/index/

明野駐屯地開設70周年・航空学校創立73周年記念行事

 陸上自衛隊のパイロット教育の中心で、さまざまなヘリコプターが配備されています。
 ここの名物は「明野レインボー」と呼ばれる教官パイロットのチーム。
 展示飛行で小気味よく飛ぶ様子は一見の価値ありです!

開催日:開催日未定(2024年は11月10日に開催)
HP:https://www.mod.go.jp/gsdf/akeno/

岐阜基地航空祭

 航空自衛隊が運用する戦闘機や、その装備品(ミサイルやコンピュータなど)の開発や試験を行う飛行開発実験団が所在している岐阜基地。
 ハイレベルな操縦技術とフィードバック能力を兼ね備えたテストパイロットがいることで有名。
 配備している機種も多彩で、異機種編隊飛行は唯一無二の魅力があります!

飛行開発実験団所属の戦闘機たち。
飛行開発実験団所属の戦闘機たち。手前4機がF-2戦闘機、奥がF-15戦闘機。

開催日:開催日未定(2024年は11月17日に開催)
HP:https://www.mod.go.jp/asdf/gifu/

四国・中国・九州エリア

 このエリアはとにかく「魅せ方」にこだわった航空祭が特徴。
 火薬を用いた演出やダイナミックな機動飛行をはじめ、迫力がとにかくすごいです!
 地域の企業による支援が他地域よりも手厚いのでアクセスの面も問題なし!

岩国航空基地フレンドシップデー

 アメリカ海兵隊と海上自衛隊が共催する日本最大のエアショー
 そのプログラムは民間のアクロバティックチームもフライトする豪華な内容です。
 アメリカ軍らしい火薬を使用した演出や、陽気な雰囲気がお祭りらしいイベントです!

F-35B戦闘機
離陸するF-35B戦闘機。

開催日:5月4日(日)
HP:https://www.iwakuniairshow.com/

築城基地航空祭

 F-2戦闘機が集中配備される基地で、機動飛行は「魅せる」ことを意識したプログラムでファンからの人気が高いです。
 民間アクロチームのウイスキーパパも参加し、終始見ごたえ抜群です!
 2024年は、陸上自衛隊と共同で披露した模擬対地射爆撃が話題となりました。

機動飛行を行うF-2戦闘機。
機動飛行を行うF-2戦闘機。

開催日:開催日未定(2024年は11月24日に開催)
HP:https://www.mod.go.jp/asdf/tsuiki/

小月航空基地 スウェルフェスタ2025

 海上自衛隊パイロットが最初に勤務する基地が小月航空基地
 海自のアクロバットチームホワイトアローズの本拠地でもあります。
 滑走路を歩くランウェイウォークなどの体験型イベントもあるので、楽しめる内容が豊富です。

T-5練習機
展示飛行を行う『ホワイトアローズ』のT-5練習機。

開催日:開催日未定(2024年は9月29日に開催)
HP:https://www.mod.go.jp/msdf/oz-atg/

美ら島エアーフェスタ2025(那覇基地)

 航空自衛隊で最も忙しい基地として有名な那覇基地。
 F-15戦闘機やE-2C早期警戒機が配備されている最前線基地です。
 那覇空港が隣接しているので、民間機を間近で見ることができます。
 また、離発着が非常に多いことから、飛行展示の内容は独自のプログラムとなっています。

開催日:開催日未定(2024年は12月8日に開催)
HP:https://www.mod.go.jp/asdf/naha/

おわりに

 おススメの航空祭、地域別に紹介させていただきましたがいかがでしたか。
 2025年はいくつかの基地で新しい飛行機が配備される予定で、その転換期を見ることとなります。
 
 2024年はこれまで以上にマナーの悪い方が目立つ会場がありました。
 このような方々は減って欲しいですが、言って聞くような方とは思っていません。
 なので、遭遇したら逃げることを推奨しています。

 航空祭が開催される自衛隊の飛行場は、日差しや雨風を遮る場所が少ないので準備の時にご注意ください!

 どこでも個性を活かしたプログラムがあるので、事前情報が重要です。
 もし、初めて行く方はプログラムよりマップを見て、売店などを確認した方が快適に過ごせます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました