【イベントレポート】第1空挺団 降下訓練始め

イベント

 こんにちは!ジョーです!

 久しぶりに自衛隊のイベントへ参加できるとのことで新年1発目の「第1空挺団 降下訓練始め」へ行ってきました!

 航空自衛隊が主催する「航空祭」は今まで行っておりましたが、こちらのイベントに関しては実は初参加でした!非常に充実したひと時を過ごしましたが、冬場の開催ということもあり慣れないことも多々ありました!

 というわけで今回は『イベントレポート』と題し、降下訓練始めの凄かったところと参加するために気をつけることなどを紹介します!

「降下訓練始め」とは?

 陸上自衛隊の第1空挺団と呼ばれる日本で唯一の空挺部隊が、1年の安全祈願とパラシュート降下やヘリコプターなどが参加する空中機動作戦について紹介することで、一般の方へ理解と信頼を深めることを目的とした行事です。
 例年、内閣総理大臣や防衛大臣などの政府高官も視察に来るため非常に注目されています。
 また、新年1発目にあたる自衛隊の大規模イベントで、航空自衛隊の航空祭とは異なり冬場に行われます。

会場の紹介

 会場の中は広大な演習エリアの脇にある丘、「習武台」を中心に一般観覧席や売店が設けられていました。

場内に設置された会場案内図

 観覧席は全て高台に設けられていますが、一般観覧席は椅子などは無く、いい場所は基本的に早い者勝ちなのでご注意ください。私が場所を確保したときは既に最前列でブルーシートを設置し数名で座って待機していました。
 私はリュックを前掛けにしながら立ち見で訓練を見学しており、基本的に最前列以外の方は立ち見でした。

一般客でひしめく観覧エリアの様子

 残念なところとしては、最前列で脚立を設置し撮影をしている方がチラホラ見えたのですが、その後ろで立ち見している多くの見学者が脚立を避けるように見学しておりましたので、非常に迷惑だなと感じております。(正直、最前列なら脚立や三脚なんてなくても会場全体が見渡せるので非常に撮影環境が良いです!手持ちで十分!)
 
 売店に関しては8店舗ほど軒を連ねており、それぞれ自衛隊グッズが売られていました。パッチ(ワッペン)やタオルなど、店ごとに様々なグッズがあり当日のみ限定の品もありました。
 ※原則飲食禁止でしたので、食べ物などのお店はありませんでした。

降下訓練始めの流れ

 基本的に次の流れで一連の訓練が行われます。
 1:指揮官降下
 2:来賓出迎え(内閣総理大臣や防衛大臣が来る。)
 3:模擬戦闘→シナリオがあり、その内容に沿って戦闘が展開される。
 ちなみに、2023年のシナリオは「島嶼への緊急展開・奪回」というものでした。
 4:訓示

 
 2023年は10時から指揮官降下が開始、その後12時過ぎまでの間に訓示まで行いました。
 模擬戦闘が始まる前は10~15分ほど小休止が入り、演習場内や降下部隊などの状況を再確認の後に模擬戦闘は開始されました。

降下訓練始めの名場面

 ここからは降下訓練始めで特にすごいと思ったところをご紹介します。

 やはり、ここでしか見られない「空挺降下」と私が今まで見た中で最も近い距離で躍動するヘリボーンを行う姿は唯一無二の姿でした!

 特に様々なヘリコプターは、一般観覧席の目の前を通過してからファストロープでの降下をしたり、支援射撃をしていたので大迫力の姿を間近で見ることができ、見学していた限りでは下図のようなルートで行動していました。

模擬戦闘でヘリや車両の使用したルート
C-2輸送機から降下する空挺隊員
降下中の空挺隊員隊員たち
支援射撃のため低空で進入するAH-1S攻撃ヘリ
最終攻撃のため待機する戦車など

参加して気づいたこと

 ここからはイベントに参加して私なりに気づいた点についてご紹介します。

準備について

 イベントに参加するため、皆さんはカメラなどはしっかりお持ちになるかと思いますので、撮影機材に関しては省略します。

 ここではこのイベントならではの準備についてご紹介します。

1 底冷え対策

 1月初旬の朝から始まるので、非常に気温は低く寒さ対策は必須です!特に、観覧席など解放されているエリアは舗装されていないところが大半なので底冷えを非常に感じました。

 そのため、服装はダウンを着込むなどの防寒対策をされているかと思いますが、ご注意いただきたいところが「靴」です。

 動きやすさ重視でスニーカーを履くと、足元から冷え込んできますので底の厚いブーツや登山靴、スノーシューズのようなものを履くと底冷えは和らぎますのでおススメです。

2 飲食について

 今回の「降下訓練始め」では飲食ブースが設けられませんでした。もしかしたら来年度以降もこの対応になるかもしれませんので近隣の飲食店などをご紹介します。

習志野演習場周辺の飲食店など

 演習場のゲート近隣にはコンビニや飲食店があります。いずれもゲートを出れば徒歩10分圏内にあるので比較的近いです。

 私は開門前に並ぶため朝早くに移動していましたが、その場合は近隣のコンビニで購入することをおススメします。この方法ですと行列の様子を伺いつつお茶など購入できますし、並ぶ前にトイレ休憩などを挟むことができます。

 また、訓練展示などは昼過ぎに終わるので、ランチは近隣の飲食店でとってから帰る方が余裕を持って帰られると感じました。

 水筒などを持参する方は、寒さ対策のため暖かいお茶などをお持ちになればいいかと思います!

アクセスについて

 まず、習志野演習場へ公共交通機関を利用して向かう手段は主に2つあります。

 1:電車
 2:路線バス

1:電車

 電車を利用する場合は、最寄りとなる新京成電鉄「習志野」駅まで電車を利用し徒歩で移動します。Googlemapでは、20分ほどで到着する計算になっていますが、交差点がいくつかありますので実質30分程度かかりました。

新京成電鉄「習志野」駅から習志野演習場までのルート

2:路線バス

 路線バスを利用する場合は、JR「津田沼駅」または新京成電鉄「北習志野」駅から習志野演習場方面へ向かうバスが多くあります。

 津田沼駅から出発する場合、京成バスの「津16」や「津04」系統、北習志野駅から出発する場合は「津04」系統(津田沼駅行き)に乗り込んでください。 

 降車するバス停は「北習志野団地入口」または「習志野」です。当日の渋滞状況にもよりますが、津田沼駅から15分、北習志野駅から10分ほどで到着します。

JR津田沼駅から習志野演習場までのバス経路
新京成電鉄北習志野駅から習志野演習場までのバス経路

おわりに

 今回は年始に行われる大型イベント「降下訓練始め」のイベントレポートをお届けしました。既にミリタリー系の雑誌各紙などに迫力あふれるヘリボーンの状況や、鍛え抜かれた空挺隊員の活躍は紹介されていましたので、ちょっと違った角度からご紹介させていただきました。

 来年、参加をされる際の参考になればと思います。もし、参加された方で他にも役に立ったことがありましたら教えていただけると助かります!

 自衛隊のイベントは基本的に屋外で行われますので、天気や季節などをよく考慮して準備するとより快適に楽しめます。もし、今後初めて参加してみようと思う方がいましたらこの点はよく注意してください!

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