【2025年航空祭】岩国航空基地フレンドシップデーに来る飛行機とプログラム

こんにちは!
じょーです!
いつも飛行機や自衛隊について、自分の経験談を交えながらできるだけ分かりやすくその世界をご紹介しています。
先日、岩国航空基地フレンドシップデー2025のプログラムが発表されました!

岩国航空基地のプログラムが発表されたけど、初めて行くからよくわからないよ汗
さて今回は公式の発表がされた岩国航空基地フレンドシップデーのプログラムや展示される予定の航空機について、詳しく紹介します!

岩国航空基地フレンドシップデー2025のプログラム
岩国航空基地フレンドシップデー2025で行われるパフォーマンスのプログラムが発表されましたが、その順番や行われる時間は現在のところ不明です。
2024年も開催前日に順番が発表されたので、2025年も直前に発表されることが予想されます。
フライトパフォーマンス(飛行展示)
フライトパフォーマンスの演目は次のとおりです。順番や時間はまだ公表されていませんが、2024年は8時30分頃からパフォーマンスは開始されました。
記載している順番は、2024年に実施されたもの(2024年未参加のものを除く)に沿っています。
Team Fastrax(パラシュートジャンプチーム)
チーム・ファストラックスは、プロのパラシュート・デモンストレーションチーム。
軍隊の退役軍人を含む40人以上の現役メンバーで構成され、ニューヨークのグラウンドゼロやハワイ・パールハーバーのアリゾナ記念館上空でパフォーマンスを行ったことがあります。
2024年はイベントのオープニングを飾るフラッグ・ジャンプを行いました。

海上自衛隊セレモニーフライト
岩国航空基地に配備されているUS-2をはじめとした海上自衛隊の航空機が飛行します。
セレモニーフライトは、イベントの開幕を飾ることが多いので、順番は最初の方になるでしょう。
CVW-5 Flyover
岩国基地に拠点を置く第5空母航空団が、所属する多彩な航空機を引き連れて航過飛行などを実施します。
2025年は第5空母航空団へ新たに加わった、F-35Cステルス戦闘機も参加予定と発表されています。

F-35B Demo
ダイナミックなハイGターンやハイスピードパスなど戦闘機ならではのダイナミックな飛行だけでなく、ホバリングなどこの飛行機でしか見せられない独特の動きを披露します!
全国でも岩国でしか見られないプログラムなので必見!

ウイスキーパパ
日本人初で唯一、FAA(米連邦航空局)のエアショーライセンス最高位の無制限クラスを保有するパイロット、内海昌浩が率いる競技曲技飛行チームのウイスキーパパ。
世界レベルのアクロバット飛行は必見です!


航空自衛隊F-2機動展示
航空祭で人気のF-2戦闘機による機動飛行、2024年は魅せ方に定評のある第8飛行隊が担当しました。

MAGTF(Marine air-ground task force:海兵空陸機動部隊)Demo
MAGTF(海兵空陸任務部隊)とは、ほかの軍にはない海兵隊ならではの部隊。それは司令部隊、陸上戦闘部隊、航空戦闘部隊、兵站戦闘部隊を組み合わせ、空と地上とが一体となって運用する組織を指します。
ショーでは、航空部隊が離陸後、偵察・攻撃・制圧などの様子を展示します。
また、日本ではここだけでしか見られない火薬を使った火柱が上がるほど大迫力の演出をぜひご覧ください!

F/A-18F Demo(West coast rhino DEMO)
アメリカ海軍のF/A-18Fスーパーホーネットによる迫力のアクロバット飛行展示。
超音速での高速ローパス、急上昇やハイGターン、機動性を活かした急旋回など、戦闘機の性能を極限まで引き出す演技が見どころ。ツインエンジンの重低音とスモークを伴うダイナミックな飛行は圧巻で、パイロットの高度な操縦技術と機体の戦闘力を間近で体感できます。

陸上自衛隊ラペリング展示
陸上自衛隊第13旅団がラペリング展示を担当します。山口駐屯地の第17普通科連隊のレンジャー隊員が、UH-1J多用途ヘリコプターヘリコプターからロープで地面に降下します。
Team Toshi Muroya
レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップでアジア人パイロットとして出場、年間王者になるなど目覚ましい活躍を見せました。
現在では「Air Race X」に出場する傍ら、全国で航空ショーやイベントを開催、次世代パイロットの育成などを行っている。


ホワイトアローズ
海上自衛隊のアクロバットチーム「ホワイトアローズ」は、教官パイロットで編成されたチーム。4機のT-5練習機で織りなす演技はブルーインパルスとは異なる魅力があります。
2018年に10月に発足し今回のフレンドシップデーが初参加。
PACAF DEMO Team
PACAF DEMO Team(アメリカ空軍太平洋航空軍デモチーム)は、F-16戦闘機を使用したデモチームで、アジア太平洋地域のエアショーに参加しています。
見どころは、軽快かつ俊敏な機動で魅せる高速ローパス、垂直上昇、インメルマンターンなど、F-16の優れた運動性能をフルに発揮する飛行。
パイロットの正確な操縦と機体のパワーが融合し、観客にスピードと緊張感あふれる空中戦の一端を体験させてくれます。
番外編 民間機の時間を確認しよう!
岩国航空基地に隣接する岩国錦帯橋空港にはANAが乗り入れています。
ここには岩国-羽田便と岩国-那覇便が運航されており、イベント当日は飛行展示の合間に離着陸が見られます。
イベント中に関連する離着陸のスケジュールは次のとおりです。

グランドパフォーマンス(地上展示)
さまざまな航空機による空中でのパフォーマンスだけでなく、皆さんの間近で飛行機の展示以外にも次のようなパフォーマンスが予定されています。
航空自衛隊航空学生のファンシードリル
山口県の航空自衛隊防府北基地から、第79期航空学生によるファンシー・ドリルが披露されます。
パイロットになるために訓練を重ねる彼らが一糸乱れぬ隊列を組み、教練で学んだライフル操作などの動作を取り入れた、美しい集団演技をお見せします。

展示される航空機
岩国航空基地フレンドシップデーの公式HPで発表されたイベント会場内に展示される航空機は次のとおりです。
2025年は29種類の航空機が展示予定です。※運用状況などによって変更される場合があります。
アメリカ海兵隊
アメリカ海兵隊は岩国や普天間に配備されている7種類の航空機が参加予定です。
F-35BライトニングⅡ
F-35BライトニングⅡは、ステルス性と多用途性を備えた第5世代戦闘機で、短距離離陸・垂直着陸(STOVL)が可能。
AV-8BハリアーⅡの後継機としてアメリカ海兵隊に導入され、岩国基地に配備されています。

KC-130Jスーパーハーキュリーズ
KC-130Jスーパーハーキュリーズは、ロッキード・マーチンが開発したC-130Jの空中給油型で、戦術輸送と空中給油の両任務を担う多目的航空機です。
固定翼機やヘリコプターへの空中給油が可能で、特にF-35B/Cなどの最新鋭機にも対応しています。
また、最大92名の兵員輸送や物資の空中投下、医療搬送など多彩な任務に対応し、アメリカ海兵隊で運用されています。


MV-22Bオスプレイ
アメリカ海兵隊が運用するティルトローター式の輸送機で、ヘリコプターの垂直離着陸能力と固定翼機の高速・長距離飛行能力を併せ持ちます。
プロップローターが回転することで、離陸後に飛行モードへ移行可能。兵員・物資の輸送、特殊作戦、災害救援など幅広い任務に対応します。
UC-12Wヒューロン
アメリカ海軍および海兵隊が運用する多用途軽輸送機で、ビーチクラフト社のキングエア350型機を軍用に改修した機体です。
基地間輸送や医療搬送など、その汎用性と高い稼働率により、戦闘支援以外の幅広い後方任務において重要な役割を果たしています。
CH-53Eシードラゴン
アメリカ海兵隊および海軍が運用する大型輸送ヘリコプター。
3基のエンジンと7枚のローターを持ち、強力な揚力で最大約16トンの貨物や車両、兵員の輸送が可能です。

空中給油にも対応し、長距離作戦にも適応。荒れた地形や艦船上での運用ができ、上陸作戦や災害救援などに広く使われています。派生型のMH-53Eは掃海任務にも対応。信頼性と高性能を兼ね備えた重輸送ヘリです。
AH-1Zヴァイパー
アメリカ海兵隊が運用する最新鋭の攻撃ヘリコプターで、AH-1Wスーパーコブラの発展型。
4枚ブレードの複合材ローターとデジタル化されたアビオニクスを備え、高い機動性と耐久性を実現。空対地ミサイル、ロケット弾、機関砲など多彩な兵装を搭載し、対戦車・近接航空支援・武装護衛任務に対応する。

全天候・昼夜問わず精密攻撃が可能で、UH-1Yヴェノムと75%以上の部品共通性を持ち、整備効率も高いのが特長です。
UH-1Yヴェノム
アメリカ海兵隊が運用する多用途ヘリコプターで、UH-1Nヒューイの改良型。
4枚ブレードの複合材ローターと強化されたエンジンにより、機動性・航続距離・積載能力が向上。兵員輸送、物資輸送、負傷者搬送、近接支援、指揮統制など幅広い任務に対応します。
先進的なアビオニクスや通信システムを搭載し、全天候・昼夜問わず運用可能。AH-1Zヴァイパーと75%以上の部品共通性があり、整備性と運用効率にも優れています。

アメリカ海軍
アメリカ海軍は岩国基地に配備されている5種類の航空機が参加予定です。
F-35CライトニングⅡ
F-35Cは、F-35シリーズの艦載機型。
他のタイプとは異なり、大型の主翼と強化された降着装置を備え、空母での発着艦に対応。
レーダーに探知されにくいステルス性、先進センサー、データリンク能力により、空対空・空対地・電子戦・偵察など多様な任務をこなします。

F/A-18E/Fスーパーホーネット
F/A-18E/Fスーパーホーネットは、アメリカ海軍の主力戦闘攻撃機で、F/A-18ホーネットの改良型。
単座型がE型、複座型がF型で、空対空戦闘から対地攻撃、電子戦支援まで多目的に対応。大型化された機体と強化されたエンジンにより、航続距離・兵装搭載量が向上しています。

EA-18Gグラウラー
F/A-18Fスーパーホーネットをベースに開発されたアメリカ海軍の電子戦機。
敵のレーダーや通信を妨害・無力化する電子攻撃能力を持ち、戦闘機や爆撃機の護衛、制空権確保を支援します。
強力なジャミング装置(ALQ-218、ALQ-99など)を搭載し、敵防空網を突破する作戦に欠かせない存在です。複座型で、パイロットと電子戦士官が搭乗。F-35などと連携し、現代戦の電子戦領域で中心的な役割を果たします。

E-2D
E-2Dアドバンスト・ホークアイは、アメリカ海軍が運用する艦載早期警戒管制機で、E-2シリーズの最新型。
大型の円盤型レーダー(AN/APY-9)を搭載し、広範囲の空中・海上目標を高精度で探知・追跡可能。
空母打撃群の「空飛ぶ目」として、航空機の指揮統制、戦術情報の共有、ミサイル防衛支援など多彩な任務を担います。

CMV-22オスプレイ
CMV-22Bオスプレイは、アメリカ海軍が運用するティルトローター式の艦載輸送機で、C-2グレイハウンドの後継機として開発されました。
MV-22をベースにして、航続距離の延長や通信装備の強化が図られ、空母と地上基地間での人員・物資・部品の輸送に対応します。
垂直離着陸と固定翼の高速飛行能力を兼ね備え、柔軟な運用が可能。空母艦隊の機動力と補給能力を大幅に向上させる新世代の艦隊補給機です。

海上自衛隊
海上自衛隊からは、岩国航空基地だけでなく周辺の基地に配備されている航空機9種類が参加予定です。
EP-3電子情報収集機
EP-3は、海上自衛隊が運用する電子戦機で、P-3C哨戒機をベースに開発されました。
機体には多数のアンテナやセンサーを搭載しており、敵のレーダー波や通信波などの電波情報を収集・分析する能力を持ちます。これにより、相手の作戦能力や位置、意図を把握し、情報優勢を確保することが可能です。
OP-3C画像情報収集機
OP-3Cは、海上自衛隊が運用する画像情報収集専用機で、P-3C哨戒機をベースに改修されました機体。
機体下部には側方監視画像レーダー(SLAR)を搭載し、広範囲の地上・海上の画像を高精度で取得可能です。また、長距離光学センサー(LOROP)ポッドも装備し、遠方の詳細な画像収集が可能です。
UP-3D訓練支援機
UP-3Dは海上自衛隊が運用する電子戦訓練支援機で、P-3C哨戒機をベースに改修されました。
主に艦艇の電子戦訓練や射撃訓練の支援を目的としています。機体には電波妨害装置(ジャミング装置)やチャフ散布装置、標的曳航装置などが搭載可能で、実戦さながらの訓練環境を提供します。
US-2救難飛行艇
日本周辺の広大な海は、ヘリコプターや船だけではカバーしきれないエリアでの海難事故が発生することがあります。
そんな遠いところでもレスキューができるよう開発された飛行艇がUS-2で、波の高さが3mでも着水して救助ができる世界最高の性能を持っています。
P-1哨戒機
P-1哨戒機は海上自衛隊が運用する国産のジェット哨戒機で、P-3Cの後継機として開発されました。
川崎重工が製造し、対潜戦、対艦攻撃、情報収集、監視任務などに対応します。4発のジェットエンジンを搭載し、長距離・長時間の飛行が可能で、最新のセンサーや通信機器により高い索敵・攻撃能力を備えています。
MCH-101掃海・輸送ヘリ
MCH-101掃海・輸送ヘリコプターは、海上自衛隊が運用する多用途ヘリで、イギリスとイタリアが共同開発したAW101をベースに、川崎重工がライセンス生産しています。
この機体は、機雷の捜索・除去を行う航空掃海任務と、兵員や物資の輸送任務の両方に対応。3基のロールスロイスRTM322エンジンを搭載し、最大速度は150ノット(約278km/h)で、艦艇の飛行甲板への着艦も可能です。
CH-101輸送ヘリ
CH-101輸送ヘリコプターは、イギリスとイタリアが共同開発したAW101をベースに、川崎重工がライセンス生産しています。
主に南極観測支援や輸送任務に従事し、砕氷艦「しらせ」に搭載され、昭和基地との間で人員や物資の輸送を行っています。
ローターと尾部は折り畳み可能で、艦上運用に適しています。最大36名の搭乗が可能で、災害派遣や救難活動にも対応します。
T-5練習機
海上自衛隊のパイロット候補生が一番最初に乗る飛行機です。
比較的シンプルな構造ですがアクロバットもできるなど運動性も良く、海上自衛隊のアクロバットチーム「ホワイトアローズ」が使用しています。

TC-90練習機
TC-90は、T-5での訓練を終えた海上自衛隊のパイロット候補生が乗りこむ練習機です。
少し大型になってエンジンも2発に増えており、多発機特有の特性や操縦技術を学んでいきます。実はキングエアC90というビジネス機を転用した機体でアメリカ製です。

SH-60K哨戒ヘリ
SH-60K哨戒ヘリは、海上自衛隊が運用する対潜・対水上戦用ヘリコプターで、SH-60Jを改良した国産発展型です。
艦載運用に適した構造を持ち、最新のソナー、レーダー、赤外線センサーを搭載し、潜水艦や艦艇の探知・攻撃が可能です。通信・航法装置も強化され、護衛艦と連携した哨戒・警戒監視任務を担います。主に護衛艦の艦載機として運用されています。

航空自衛隊
航空自衛隊からは西日本に配備されている4種類の航空機が参加予定です。
F-15J/DJ戦闘機
航空自衛隊でも活躍する「世界最強」と謳われた戦闘機。
アメリカのマクドネル・ダグラス(現ボーイング)社が1970年代に開発し、アメリカ空軍や航空自衛隊などに配備されています。
日本では千歳基地(北海道)や那覇基地(沖縄)をはじめとした全国の基地に配備されています。
F-2A/B戦闘機
航空自衛隊が運用する多用途戦闘機。F-16戦闘機をベースに日米共同開発したので、見た目は非常に似ています。
F-16と比較すると、主翼などの面積を増やしつつ複合素材を多用して軽量化を図り、兵器搭載量の増加や旋回性能などが向上しました。
C-2輸送機
C-2輸送機は、航空自衛隊が運用する国産の大型戦術輸送機で、川崎重工業がC-1輸送機の後継として開発しました。
より高い輸送能力と長距離飛行性能を備えており、最大積載量は約36トンで、16式機動戦闘車などの大型車両の空輸が可能です。
航続距離は20トン積載時で約7,600kmに達し、国際平和協力活動や災害派遣など多様な任務に対応します。

KC-767空中給油・輸送機
KC-767空中給油・輸送機は、航空自衛隊が運用する多目的支援機で、ボーイング767-200ERを基に開発されました。
最大約30トンの貨物または約200人の人員を輸送可能で、航続距離は約7,200km(30トン積載時)に達します。
空中給油はフライングブーム方式を採用し、F-15、F-2、F-35などの戦闘機への給油が可能。また、世界初の遠隔視認装置を導入し、操縦席後部の操作卓から5台のカメラ映像を通じて給油操作を行います。

陸上自衛隊
陸上自衛隊からはヘリコプターを中心に4種類参加予定です。
AH-1S対戦車ヘリ
AH-1S対戦車ヘリコプターは陸上自衛隊が運用する攻撃ヘリで、アメリカのベル社が開発したAH-1シリーズです。
1970年代後半に導入され、主に対戦車戦闘や近接航空支援を目的としています。乗員は2名で、前席に射撃手、後席に操縦士が搭乗するタンデム式コックピットを採用しています。
陸上自衛隊では長年にわたり、対戦車戦力の中核として運用されてきましたが、近年はAH-64Dアパッチ・ロングボウや無人機の導入により、徐々に退役が進められています。
AH-64D戦闘ヘリ
AH-64Dアパッチ・ロングボウは、陸上自衛隊が運用する最新鋭の戦闘ヘリコプターで、アメリカのボーイング社が開発しました。
高性能な火器管制レーダー「ロングボウ・レーダー」を搭載し、悪天候や障害物を貫通して敵を探知・攻撃できます。
30mm機関砲やヘルファイア対戦車ミサイルを装備し、高い機動力と生存性を誇ります。複数目標への同時攻撃が可能で、対戦車戦闘や対地攻撃の主力として重要な役割を担っています。
CH-47J輸送ヘリ
CH-47JA輸送ヘリコプターは、陸上自衛隊が運用する大型輸送ヘリで、アメリカのボーイング社が開発した「チヌーク」を基に、川崎重工がライセンス生産しています。
1984年に導入され、前後に大型の回転翼を備えたタンデムローター構造が特徴で、テールローターを持たず、2つのローターを逆回転させることで反トルクを打ち消し合う設計。
最大で約55名の人員や高機動車などの車両を搭載可能で、災害派遣や物資輸送、空挺降下など多岐にわたる任務に対応します。陸上自衛隊では第1ヘリコプター団などに約60機が配備され、現在も調達が続けられています。
V-22
陸上自衛隊が運用するV-22オスプレイは、ティルトローター機構を持つ多用途輸送機で、ヘリコプターの垂直離着陸能力と固定翼機の高速・長距離飛行性能を兼ね備えています。
アメリカのベル・ヘリコプター社とボーイング社が共同開発し、日本はアメリカ以外で唯一の採用国。
陸上自衛隊はこの機体を17機導入し、主に水陸機動団の迅速な島嶼部への展開を目的としています。
現在、千葉県の木更津駐屯地に暫定配備されていますが、2025年7月には佐賀県の佐賀駐屯地への正式移転が予定。災害派遣や離島の急患輸送など多様な任務にも対応可能で、陸上自衛隊の機動力向上に寄与しています。
おわりに
岩国航空基地フレンドシップデーのプログラムや展示される航空機は他の航空祭と比べてもかなりプログラムは多く、全てを見ようとするにはなかなか大変です。
慣れない人は、事前に確認して見たいプログラムを優先して絞り込むことも考えた方がいいでしょう。
また、会場は全国でもトップクラスの広さなので、動きやすい装備を身につけて余裕を持って行動しないと見たいものも見れなくなります。
なので準備や体調管理はしっかりして会場へお越しください!
⚪︎楽天トラベル
旅行サイト最大手の一つ楽天トラベル、楽天ポイントを活用しつつお得に泊まれるので必ずチェックします。

⚪︎agoda
タイムセールやクーポンで値引率が高くなることがあり、楽天トラベルや公式サイトよりも安く予約できる場合があります。
個人的には最近よく使用しています。
