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【航空祭2025】岩国航空基地フレンドシップデーへ行ってみた!

joe
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こんにちは!
じょーです!

先日開催された岩国航空基地フレンドシップデー、イベント主催者の発表では約13万人もの観客が訪れ大変盛り上がりました!

今回はブルーインパルスがいなかったものの、ゴールデンウィークということもあり、数日前から予行練習する様子を見学するファンが多く、当日イベントへ参加した方のSNS投稿も連日のように賑わっていました。

フレンドシップデーに行けなかったからどんなことがあったのか知りたい!

そんな方や実際に行ったけど思い出を振り返りたいという方、様々な方がいると思いますが、国内随一の魅力あふれるエアショーの様子について紹介します!

この記事でわかること

岩国航空基地フレンドシップデーの
・入門時の様子
・会場内の様子
・各種フライト
・実際に行って感じた良いところ悪いところ

アクセスについて

私は岩国で宿泊先を確保できなかったので、広島方面から車で岩国駅近隣の駐車場に止めた後、近隣に住む友人にゲートまで送っていただきました。
ちなみにコインパーキングを探す時には「特P」というサイトを利用すると、場所によっては予約もできるので非常に便利でした!

パーキング予約なら特P(とくぴー)

コインパーキングへ向かう道中、シャトルバスの列を確認しましたが、朝5時の時点で500mほど並んでいて驚きました汗
やはり岩国はすごいなと思いました!

友人のおかげで朝5時半ごろに運よくゲート前へ並べましたが、ここでもすでに100mほど並んでいました。

6時半ごろに入場用の西ゲートがオープンし、手荷物検査場手前まで前進。その後7時ごろに手荷物検査が始まり開場しました。

開場を待つ観客の様子。

セキュリティが強化されたのか、しっかりカバンを確認していました。こればかりはしかたないですが、検査前にスムーズに検査を終えられるよう荷物の整理などをすることをおすすめします。

入場後は約1km歩いて会場に到着、少々長いように感じますが米軍基地を歩くことは貴重な機会なので案外飽きずに歩けます。
ちなみに途中にはトイレも設置されていました。

飛行展示の様子

岩国といえば1日中ひっきりなしに行われるたくさんの飛行展示、日本でも一番種類が多く、13種類15回のプログラムが行われました!

MAGTF DEMOがここの名物で非常に見応えがあるのですが、予想以上に良かったのが「JMSDF Fly over」「ホワイトアローズ」
岩国航空基地に配備されている海上自衛隊の航空機は、この基地にしかいないのでそもそも展示することは珍しいのですが、OP-3C多用機が戦闘機顔負けの離陸を披露しました!

展示飛行を行うホワイトアローズ。
展示飛行を行うホワイトアローズ。

海上自衛隊のアクロバットチーム、ホワイトアローズは岩国で初めての展示飛行を披露。ブルーインパルスよりもスピードは遅いですが、小回りが効いたフライトでした。

実際に行われた飛行展示とそのスケジュール

実際に行われた飛行展示とそのスケジュールはこちらです!

岩国航空基地フレンドシップデーで行われた飛行展示一覧

09:00 FASTRAX フラッグジャンプ
09:38 JMSDF Fly over(時間は最初の上空通過時間)
10:00 ウイスキーパパ アクロバット飛行(1回目)
10:25 CVW-5 Fly over(時間は最初の上空通過時間)
11:00 ホワイトアローズ アクロバット飛行
11:30 航空自衛隊航空学生 ファンシードリル
12:00 Team Yoshi Muroya アクロバット飛行
12:25 MAGTF DEMO
13:10 ウイスキーパパ アクロバット飛行(2回目)
14:05 F-16 DEMO
14:30 陸上自衛隊 ファストロープ展示
14:40 US-2/Fire Truck Race
15:05 F/A-18 DEMO
15:25 F-2 DEMO
15:40 F-35B DEMO

このイベントの目玉MAGTF Demoの名物、「ウォール・オブ・ファイア」とT-5練習機。
このイベントの目玉MAGTF Demoの名物、「ウォール・オブ・ファイア」とT-5練習機。Photo by USMC

地上展示などの様子

事前に公表されたとおり、会場をふたつに分けて岩国航空基地に配備されている機体を中心に様々な航空機だけでなく、車両やミサイルなども展示されました。

展示された飛行機たち

地上の展示エリアでは、岩国航空基地に配備されている航空機を中心に様々な航空機が展示されました!
2025年は民間の小型機も参加しており、例年以上にバラエティーに富んだ種類の航空機が展示されていました。(飛行展示のみ参加したものに関してはこのリストから除外しています)

アメリカ海軍の地上展示機

・F-35CライトニングⅡ
・F/A-18E/Fスーパーホーネット
・EA-18Gグラウラー
・E-2D
・CMV-22オスプレイ

F/A-18Fスーパーホーネット。
F/A-18Fスーパーホーネット。
アメリカ海兵隊の地上展示機

・F-35CライトニングⅡ
・F/A-18E/Fスーパーホーネット
・EA-18Gグラウラー
・E-2D
・CMV-22オスプレイ

海上自衛隊の地上展示機

・EP-3多用機
US-2救難飛行艇
・P-1哨戒機
・MCH-101掃海・輸送ヘリ
・TC-90練習機
SH-60K哨戒ヘリ
・U-36A多用機
・TH-135練習ヘリ

航空自衛隊の地上展示機

・F-15J戦闘機
・F-2A戦闘機
・C-2輸送機
KC-767空中給油・輸送機

KC-767空中給油・輸送機。
KC-767空中給油・輸送機。
陸上自衛隊の地上展示機

・AH-1S対戦車ヘリ
・AH-64D戦闘ヘリ
・CH-47J輸送ヘリ
・V-22

地上展示される陸海空自衛隊のヘリコプターたち。
地上展示される陸海空自衛隊のヘリコプターたち。

実際に行って感じた良いところ悪いところ

岩国航空基地フレンドシップデーは、その規模の大きさゆえに楽しいことがたくさんあるのですが、その反面では不便な点もよく見受けられました。
ここでは個人的に感じた岩国航空基地フレンドシップデーの良いところと悪いところを紹介します。

良いところ

特に良いと感じた点は、「基地の特色を生かしたプログラム」「地上展示機の配置」「会場内に設置された巨大ビジョン」の3点でした。
これらについてもう少し詳しく紹介します。

基地の特色を生かしたプログラム

飛行展示では戦闘機から小型プロペラ機まで様々な種類の航空機が飛びましたが、いずれもその内容は素晴らしかったです!

特にすごいと思ったところが、それぞれの航空機の特徴を最大限見せたとことです。
例えば、US-2は低速性能が凄すぎて、全力で走る消防車と競争して負けるとか・・・

地上展示機の配置

会場がArea A、Area Bとふたつに分けられていましたが、それぞれのエリアに配置された航空機は似たような機種でまとめつつ、動線を広めにしていたので、全体的に見やすかったです。

岩国航空基地フレンドシップデー2025の会場マップ。
岩国航空基地フレンドシップデー2025の会場マップ。岩国航空基地フレンドシップデー公式HPより出典。

例えば、日米のオスプレイやF-35戦闘機はまとめて並べることで見た目の違いなどをわかりやすくしていました。

岩国航空基地フレンドシップデーArea A内の様子。
岩国航空基地フレンドシップデーArea A内の様子。Photo by USMC

会場内に設置された巨大ビジョン

飛行展示を見ることができるArea Aの無料開放エリア最前列の中心には大型モニターが設置されていました。
こちらのモニターは無料開放エリアに向けて設置され、飛行展示中はカメラでその様子を映像で写し、飛行展示の合間では次のプログラムやサイン会などについて知らせるなど、スムーズな運営に役立っていました。

会場に設置された巨大ビジョン。
会場に設置された巨大ビジョン。

プログラムの詳細な時間がSNSなどで事前に公表されないこのイベントではかなり重宝しました。

悪いところ

特に悪い(不便)と感じた点は、「トイレの設置箇所が集中しすぎている」「岩国駅前のシャトルバス待ちが酷すぎる」の3点でした。
これらについてもう少し詳しく紹介します。

トイレの設置箇所が集中しすぎている

トイレ自体は自衛隊が主催するイベントと比べてかなりたくさんあり、20個くらいの仮設トイレを数か所に設置していました。
この配置のせいなのか、トイレを使用する列がかなり集中し20分以上待つようなところもありました。

レンタルだと思われるので、その総数を増やすことは難しいかもしれませんが、配置を見直す必要があると思いました。

岩国駅前のシャトルバス待ちが酷すぎる

これは事前に予期していましたが、2025年もイベント前日の昼頃から岩国駅前のシャトルバス乗り場には順番待ちが始まったとのことでした。
イベント期間中はたくさんの方が訪れるので、早くバスへ乗りたいと思ったらできるだけ早く順番待ちするしかないことは理解できます。

しかし、イベントとは関係なく岩国駅を利用する方もたくさんおり、間違いなくそういう方は目障りである上に動線の邪魔です。
規制する方はもっと強い対処をしてもいいのではと思っています。

おわりに

岩国航空基地フレンドシップデーへ行った感想などを紹介しました。
はっきり言って、やはりこのイベントは日本で行われるエアショーで最も楽しいです!
飛行展示や目の前で展示されている飛行機がたくさんあるのはもちろんのこと、隊員もお祭り気分で楽しみながら仕事をしていました。

岩国へ行けなかった方は、こちらを参考に来年行くか判断いただければ非常に嬉しいです。

私は今回利用しませんでしたが、有料席について利用した方に聞くと写真撮影用の席は悪くなかったとのことでした。それよりもバスツアーを利用したことで、会場への入場は手荷物検査を含めてかなり楽だったそうです。

そのため、歩く距離を少しでも節約したい方はバスツアーがかなりおすすめです!

バスツアーで気軽に航空祭を楽しもう!

また、YouTuberからの注目もされているようなのでますます今後には注目です。

2026年のフレンドシップデーがどのようになるのかすでに楽しみですが、他の基地で行われる航空祭もまだまだ予定されていますので、そちらもぜひ参加してみてください!

最後に、今回撮影に使用したレンズをレンズメーカーTAMRONのご厚意でお借りさせていただきましたので紹介します!

それぞれ、非常に使いやすく綺麗に映るのでぜひ購入の参考にしてください!

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    ブロガー
    元海上自衛隊パイロットで現在は会社員。 自衛官を辞めたら、想像以上に知らない人が多いことに気づいたので、自衛隊や飛行機に関する話を独自目線で書き始めた。
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