こんにちは!
ジョーです!!
全国各地で本格的にエアショー(航空祭)が開幕しました。
既に参加された方もいるかと思いますが、実際に行ってみようと思ったときに「見どころはどこ?」とか「どこが面白いの?」などと思った方多いのではないでしょうか?
そこで今回は、全国各地で行われるエアショーについて見どころと選び方について紹介します。
各基地にいる機体を知ると見どころが分かる!
北は千歳、南は那覇までと全国にはいくつも自衛隊や米軍の基地がありますが、初めて行く皆さんはまず一番アクセスが容易な「自宅の近く」となる地域を選ぶと思います。全然問題無いのですが、その時訪れようとしている基地に「どんな飛行機がいるのか」を知るだけでも何を見ることができるのか伺うことができます。
航空自衛隊の基地を例に挙げると・・
千歳基地→政府専用機やF-15戦闘機、隣は新千歳空港なので民間機もたくさん見える
松島基地→ブルーインパルスやF-2戦闘機(教育部隊があるので基本的には2人乗りのB型)
岐阜基地→航空自衛隊のほぼ全機種が見られる。
などなど、各基地に配備されている航空機や部隊を少し知るだけで自分なりの見どころを見つけることができます。
地域性を知ると違う楽しみが見える!
全国各地で行われるエアショーは、北は北海道、南は沖縄まで全国津々浦々です。
皆さんのスケジュールにもよりますが、エアショーのほかに温泉やグルメを堪能してはいかがでしょうか。
エアショーの開催地となる飛行場は、日差しなどを遮る場所があまりないので、会場を後にするときは汗まみれで疲労困憊です。
帰るときに少し寄り道して地元の雰囲気を楽しみながら余韻に浸るといいのではないでしょうか?
岩国フレンドシップデーを例に挙げると、
基地内でアメリカンフードと大迫力のデモフライトを堪能し、終わったら近隣の居酒屋で地元の日本酒と海産物を堪能(広島まで行ってお好み焼きなどを食べるのもアリ!)、そして翌日はお土産を買いながら帰る。
といった感じです。
朝早くから並んでイベントを楽しむこともすごくいいですが、終わった後の楽しみも用意するといいですよ!

王道は航空自衛隊の「航空祭」
国内エアショーといえば航空自衛隊が主催の「航空祭」が一番メジャーです。
やはり、その基地に所属する戦闘機やブルーインパルス、外来機(開催基地以外から来る機体のこと)が派手なアクロバット飛行を行ったり普段は見られない距離で飛行機を見ることができます。
特に人気のアクロバットチーム「ブルーインパルス」が来るときは、フライト前にサイン会が行われますし、所属する様々な部隊が趣向を凝らした飛行展示を行います。
航空祭じゃなくてもブルーインパルスを見る
ブルーインパルスは主に航空自衛隊などの基地で飛行機に乗り込んでアクロバット飛行を披露しますが、全国で開催されるイベントでも披露される場合があります。
これは通称「リモートショー」と呼ばれ、イベント開催地から少し離れた航空自衛隊の基地を離陸し、普段の演技では見られない隊形で飛んでくるので、航空祭では見られない演技を見ることができます。
ブルーインパルスの年間スケジュールは航空自衛隊が公開していますのでコチラよりご覧ください。

フライト無くても楽しい! 米軍のエアショー
日本ではご存知の通り、自衛隊だけではなく米軍の基地も全国にあります。
米軍のエアショーは自衛隊が主催しているイベントと異なり、米軍のルールで行うので(自衛隊と共同運用している基地でも同様)、いろんなところでアメリカンテイストを感じることができます。
ただし、自衛隊のイベント以上にセキュリティチェックが厳しいので、来場の際は事前に身分証など事前にゲートで確認されるものを用意してください(持っていない場合は会場に入れませんのでご注意ください)。
セキュリティチェックを終えて会場に入るとそこはもうアメリカ!たくさんのアメリカンフードの屋台やライブパフォーマンスなど自衛隊主催の航空祭とは違ったテイストでまさに「お祭り」です!

また、展示されている飛行機を囲んでいるロープがない場合も多く、間近で見るどころか触ることもできます。
輸送機などでは機内の見学もできますのでぜひ体験してみてください!
ほかにも基地の周りにあるお店もイベント当日は軒先でアイスやビールなどを販売していますので基地に入らなくても楽しいです!
人混みが苦手な人は海上自衛隊のエアショーへ
航空自衛隊や米軍のエアショーは、人気や知名度も非常に高いので人混みが非常に多いところが苦手な方にはちょっとしんどいです。
ところが、海上自衛隊の航空基地のイベントでは内容も基地によって個性あふれていますが少々マイナーなところもあり、来場者数が少ないので車で入場しやすく人混みが気にならないことが多いです。
しかし、海上自衛隊の航空機はUS-2救難飛行艇やホワイトアローズで有名なT-5練習機など、個性的な機種のほかに「ミニP-3C」のコミカルな演技を見ることもでき内容が充実しているので結構穴場です。
ついでに海上自衛隊の航空基地周辺は海産物がおいしいところが多い(例:八戸航空基地→金華サバなど)ので、見学した後はグルメを楽しむこともいいかと思います。
ただし、人混みという点では岩国や厚木の2つは例外です。米軍と共同開催で非常に派手なので、毎年数万~十数万人規模で来場します。
ゆったりと楽しみたい方は他の基地へ行くことをおススメします。

大迫力のシーンを見たい人は陸上自衛隊のイベントへ
陸上自衛隊は、エアショーができる基地(駐屯地)は航空自衛隊や海上自衛隊ほどの規模では無い場合が多いですが、各都道府県に駐屯地がありますので比較的参加しやすいと思います。
しかも、そこでは訓練の成果をお見せする「模擬戦」が行われますので、ヘリコプターだけではなく戦車などが目の前で走り回ったり、目の前で空砲を発射するなどとにかく迫力満点です。
特に毎年1月初旬に習志野演習場(千葉県)で行われる第1空挺団降下訓練はじめは、大小様々なヘリコプターや戦車などが目の前を縦横無尽に動きます。
あまりに近いので、スマホでもほとんどズームなしで大迫力の模様が撮影できます。
実際に参加してきた際の模様は、下記で紹介しておりますのでご覧ください。

まとめ
ここまで国内のエアショーについて、様々な側面でお伝えしました。
改めてまとめると、
・航空自衛隊→ブルーインパルスや戦闘機などの飛行展示を楽しむ王道パターン、人混みには要注意
・海上自衛隊→基地によっては戦闘機も来るのに人混みはほとんどない(穴場的イベント)。ただし、アクセスに難あり。
・陸上自衛隊→航空基地は限られているが全国の駐屯地で行われている。航空・海上自衛隊とは違って、空砲などを使った臨場感のある展示が特徴。大きい音が苦手な人は要注意。
・米軍→ライブパフォーマンスやアメリカンフードなど、飛行機などを見ない人も楽しめる内容。飛行機などもロープで囲わずに展示されている場合が多く、飛行機を触ることもできる。ただし、飛行展示をしないところもある。
といった感じで、それぞれのエアショーには開催される基地によって様々な特徴があります。そのほかには全国各地に基地がありますので、実際に参加する土地のグルメなどを楽しむと、イベントをいろんな角度で楽しめますよ!


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