【航空祭2025】関西・大阪万博でブルーインパルスはどう飛ぶのか?

こんにちは!
じょーです!
いつも飛行機や自衛隊について、自分の経験談を交えながらできるだけ分かりやすくその世界をご紹介しています。
まもなく開催される大阪・関西万博、みなさんが期待しているプログラムの一つ、ブルーインパルスの展示飛行について気になりますよね?

ブルーインパルスが来るのは分かっているけど、どんな演技をするの?どうやったら綺麗に写真が撮れるの?
すごく気になりますよね?
そこで今回は大阪・関西万博でブルーインパルスが行う演技やその撮影をするための準備に役立つ情報について紹介します!
大阪・関西万博でブルーインパルスが飛ぶ日程
大阪・関西万博でブルーインパルスが飛ぶ日程は防衛省から発表されており、次のとおりです。
4月13日に本番を迎えますが、ブルーインパルスは当然ぶっつけ本番で行うわけではありません。
事前に予行練習を行うので、実質2回は大阪上空を飛行すると予想されます。
ブルーインパルスはどんな演技を披露してくれるのか?
今回のイベントは自衛隊基地で行う航空祭とは異なり、飛行場上空でアクロバットを行うようなものではありません。
東京オリンピックのように、近隣の飛行場(基本的に自衛隊基地)を拠点にして、会場へ向けて編隊を形成しながらいくつかの課目(リモートショー)を実施すると予想されます。

最近のブルーインパルスは、イベントや飛行する地域にちなんで演目を組み立てますので、発表まで楽しみにしましょう!
ただし国家的な事業なので、大空に花を描く「サクラ」は海外からの賓客などもいる場面では日本的な演目と言えるので実施するかもしれませんね。
ブルーインパルスはどこから飛んでくるのか?
前述したとおり、リモートショーでは演技を披露する会場の近くにある航空自衛隊の基地から展示する会場へ向かいます。
普段は宮城県に所在する松島基地が母基地のブルーインパルスですが、今回のように会場が非常に離れている場合、会場から比較的近い航空自衛隊の基地へ遠征します。
これもまだ明らかにはなっておりませんが、最寄りの航空自衛隊の基地は小牧基地なので、今までの傾向から予想すると、ここへ展開し拠点とする可能性があるでしょう。
しかし、小牧基地から万博の会場までは直線距離で160km弱もあります。
遠い場合に考えられるリスクは、離陸後にトラブルが発生した場合の対応が遅れたり、会場までの経路に悪天候があると会場上空は天気に問題がなくても演技が披露できなくなくなる可能性があります。

当然、万博の会場上空の天気が悪ければ演技はできないのですが、極力前述のようなリスクを抑えるなら近隣の伊丹空港・神戸空港・関西国際空港も展開先の候補にあがっているかもしれません。
ブルーインパルスを撮るときに最適なカメラは?
ここからは実際に撮影するときに必要なカメラなどについて、個人的にオススメできる機種を紹介します!
オススメカメラ3選
ブルーインパルスを撮影するときに特に重要となる要素が、「高速連続撮影枚数」と「オートフォーカス性能」です。
ブルーインパルスが使用するT-4という飛行機は、割と速い部類なので、慣れない方は特に動体撮影に強い機種を選んだ方がミスを少なくすることができます。
また、オートフォーカスの速さと認識能力の高い機種、特に飛行機認識機能があるものを選ぶといいでしょう。
それを踏まえてオススメする機種が次のとおりです。
オススメレンズの種類
飛行機の撮影といえば望遠レンズ、特に焦点距離が長ければ長いほどいいと思われていますが、ブルーインパルスでは決してそうではありません。
例えば、サクラやスタークロスと呼ばれる空に大きく何かを描くような課目は描く範囲が広すぎるので広角レンズがなければ画角に収めることができません。
とはいえ、何本もレンズを持っても荷物が増えるだけです。
こちらを踏まえてオススメするのはズームレンズ!これを持っていろんな状況にも対応できるようにしましょう!

おわりに
今回は大阪・関西万博で行われるブルーインパルスの展示飛行について、日程や課目などを紹介しました。
まもなく開催される大阪・関西万博は国内外から注目されており、ブルーインパルスは半年に及ぶ期間のスタートを告げる大舞台を盛り上げます!

もし、関西圏の民間空港を拠点にした場合、これまでの展示飛行でも類を見ない極めて貴重なケースとなります。
そもそも大阪周辺は空港も密集している影響もあり、ブルーインパルスの展示飛行がほぼありません。
そういう意味でもかなり楽しみな展示の機会です!
普段は飛行機を撮らない方もぜひ、その活躍を応援するためにご覧ください!