用語集
ここでは、各記事に出てくる専門用語について簡単に説明します。
飛行機に関する用語
こちらでは飛行機に関する専門用語について説明します。
あ行
アグレッサー
航空自衛隊や各国の空軍で、訓練の時に敵役を行う部隊のこと。航空自衛隊では飛行教導群がこれにあたる。
ウイングレット
旅客機の主翼先端(翼端)が跳ね上がっている部分の名称。
翼端から発生する渦を抑える効果があり、これで空気抵抗が減少させ、燃費向上などが期待できる。
エルロン
補助翼のこと。
主翼の外側に設置されており、ロール方向のコントロールを司る操縦翼。操縦桿を左右に倒すと作動する。
エレベーター
昇降舵のこと。
水平尾翼に設置されており、ピッチ方向のコントロールを司る操縦翼。
か行
攻撃機
地上や海上の目標を攻撃するために設計された軍用機。
主に近接航空支援(CAS)や戦術爆撃、対地・対艦攻撃を行う。
代表的な哨戒機:A-10、Su-25など
さ行
失速
飛行機の翼が揚力を維持できなくなる現象のこと。
これは、速度に対する翼の迎え角(翼と気流の角度)が大きくなりすぎて、空気の流れが翼の表面から剥離し、乱流状態になることで発生します。
主翼
飛行機で最も大きな翼で、揚力を発生させるための主な構造物。
その形や取り付け方で高速性能をはじめとした特性が大きく変わる。
哨戒機
主に潜水艦や艦艇と戦うことを目的とする軍用機。
高度なコンピューターやさまざまな種類のセンサーと通信設備を用いるので、旅客機をベースにされた機体が多い。
代表的な哨戒機:P-3C、P-1、P-8など
戦闘機
主に航空機と戦うことを目的とする軍用機。
戦闘機同士での戦闘を比較的小型で速度と旋回性能が高いところがスペック的な特徴。
とりあえず見た目がカッコイイ。
代表的な戦闘機:F-15、F-35、ユーロファイター・タイフーン、ラファール、Su-30など
た行
な行
は行
爆撃機
敵の地上・海上目標を破壊するために設計された軍用機。
大型の爆弾やミサイルなどを搭載し、敵の都市、軍事施設、インフラなどを破壊することが主な任務。
大型であることを活かして、長距離を飛行する。
尾翼
航空機の後部に位置し、飛行中の安定性と操縦性を確保するために重要な役割を果たす翼。
水平尾翼と垂直尾翼の総称。
フライ・バイ・ワイヤ
航空機の操縦システムで、従来の機械的または油圧的な制御装置を電子制御に置き換えた技術。
パイロットが操作する入力が、電子信号を通じて機体の制御面(例えば、昇降舵、方向舵、補助翼など)に伝えられる仕組みのこと。
フラップ
航空機の主翼後縁(翼の後ろ側)に取り付けられた可動式の装置で、揚力を増大させるために使用する高揚力装置の一種。
主に離着陸時に展開され、低速飛行を安全に行うために使用される。