雑談

初心者必見!管制交信の聞き方!

joe
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 こんにちは!
 ジョーです!
 いつも飛行機や自衛隊について、自分の経験談を交えながらできるだけ分かりやすくその世界をご紹介しています。
 

 飛行機を追いかけると必ず気になるのが、パイロットと管制官が無線で話しているところ。
 ただ、その聞き方や話している内容がわからない方が多いと思います。
 そこで今回は、初めて管制交信を聞いてみたいみなさんにその攻略法をご紹介します!

管制交信では誰が何を話しているのか?

 実際に話すのは資格を持っている航空従事者が、安全に航空機を運航するために必要な内容を専門用語を用いながら話します。
 その内容についてもう少し深掘りしてみましょう!

誰が話している?

 管制交信をするのは主に「管制官」「パイロット」です。
 ただし、たまに整備員の一部も整備作業で航空機を移動させるさせる際に管制官に許可をもらうため交信する場合があります。
 管制官とパイロットが管制交信をするためにはそれぞれが必要な資格を取得する必要があります。

ここまでのまとめ

管制交信は主に「管制官」と「パイロット」が行う。

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何を話している?

 管制交信では、離着陸の許可をはじめとした航空機への指示や安全に関する情報(例えば天気など)をやりとりしています。
 管制官と航空機にはそれぞれ「コールサイン」と呼ばれる名前があり、管制官は担当する区域、航空機は航空会社などでその名前が割り当てられています。

 例えば離着陸など飛行場周辺の空中での管制は「タワー」と呼ばれる管制官が担当しています。
 離陸の際は「Cleared for takeoff」、着陸の際は「Cleared to land」という用語が聞こえたら離着陸を見るチャンスです。

離陸するジェットスター・ジャパンのA321neo
離陸するジェットスター・ジャパンのA321neo
ここまでのまとめ

・管制官やパイロットは離着陸の許可などの航空機への指示や安全に関する情報について話している。
・管制官や航空機には「コールサイン」と呼ばれる名前が割り当てられている。

管制交信をどうやって聞くのか?

 一般的に聞くことができないと思われがちな管制交信は誰でも聞くことができ、その方法は主に2つあります。

エアバンドレシーバー

 最も一般的な方法で、トランシーバーのような見た目の「エアバンドレシーバー」に聞きたい無線局の周波数を合わせると聞くことができます。
 周波数の検索はインターネットや専門書で調べることができますが、最新のレシーバーにはあらかじめプリセットされているものもあります。

エアバンドを使う時はイヤホン必須

 エアバンドレシーバーは電源を入れて周波数を合わせれば聴くことができますが、基本的にはスピーカーから音が出力されます。
 静かな室内で聴く時に影響は少ないですが、外で聴こうとすると雑音で聞きづらくなるのでイヤホンを使って聞いてください。
 また、展望デッキなどの人が集まるところでスピーカーから流すと不快に感じる方もいますので、イヤホンは必須です。

LIVE ATC

 エアバンドレシーバーがなくても管制交信を聞く方法があります。
 それが「LIVE ATC」です!
 これは世界中の飛行場の管制交信を聞くことができるサイトで、エアバンドレシーバーを買う前や海外の空港の交信などを聞く際に使うといいと思います。
 ちなみに聞く際にお金はかからない(ブラウザ版のみ)ので、気軽に聞いてみてください!

アクセスしてみよう!
LIVE ATC
LIVE ATC
管制交信を聴く方法2選

終わりに

 今回は「管制交信の聞き方」ということで話している内容やその聞き方などについて紹介しました。
 この世界は当然ながら専門用語が多く、「無線を聴く」という行為自体に慣れていないと思います。
 聴き慣れていないのは当たり前なので、まずは言葉を理解する前に雰囲気だけ味わってみてはいかがでしょうか?
 ちなみに、管制交信が聞けるようになると、英語が苦手でも「トップガン・マーヴェリック」などで出てくる専門用語への理解が深まるので、隠れたヒアリング向上策にもなります!

ABOUT ME
じょー
じょー
ブロガー
元海上自衛隊パイロットで現在は会社員。 自衛官を辞めたら、想像以上に知らない人が多いことに気づいたので、自衛隊や飛行機に関する話を独自目線で書き始めた。
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