【航空祭入門】初めてのエアショー(航空祭)の歩き方

こんにちは!
じょーです!
いつも飛行機や自衛隊について、自分の経験談を交えながらできるだけ分かりやすくその世界をご紹介しています。
「エアショー(航空祭)の歩き方」ということで、初めて航空祭へ行く方が、「何を準備して、どうやって会場を回るとより快適に楽しめるか」というところは非常に悩ましい課題です。
そこで今回は、準備や会場の回り方、情報の押さえ方の点についてご紹介します。

準備編
まずは航空祭当日までに何から準備をしたらいいのかご紹介しましょう。
持っていく荷物について
航空祭が行われる自衛隊の飛行場は一般的な空港と同じく、広く開かれています。
そのため、日当たりや風通しがよく熱中症などになりやすい環境という特徴があります。また、出店されている売店はキャッシュレス化が進んでしますが、現金払いのところが多いので注意しましょう。
この点を踏まえて私がチョイスした航空祭で最低限持っていくべき荷物リストが次の通りです。
航空祭のプログラムを確認する
まずは、何をするにしても行きたいエアショーで行われるプログラムを確認しないと始まりません。何時に会場がオープンし、どのような流れでプログラムが進む予定なのかを確認しましょう!
オフラインでも確認できる準備を
プログラムなどは、基本的には開催する基地のHPやXで事前に公開されています。
その内容をスクショなど、オフライン状態で確認できるようにしましょう!
会場では多数の来場者の影響でスマホがつながりづらくなることがあるので、オフライン状態でも必ず確認できるようすることで、通信環境によって確認ができなくことを防ぐことができます。

上図をご覧のとおり、航空祭は分刻みで飛行展示や演奏会などが会場内で行われます。
行き当たりばったりになってしまうと、どこへ行こうか迷ってしまい、見たいものが見れなくなってしまいます。
そのため、事前にスケジュールを確認して確実におさえたいプログラムを把握しましょう。
また、天気の影響で時間が変更されることもあります(特に飛行展示)。落ち着いて対応するためにも、スケジュールの把握は会場で楽しむための最低限の準備になると思います。
会場の楽しみを増やす方法
ここからは会場に着いてからより楽しむための方法について紹介しましょう。
MAPを確認する
エアショー(航空祭)となる自衛隊の基地は広く、様々な場所にイベント会場や売店などが設けられています。
また、お手洗いや休憩スペースもありますが、飛行展示が終わっていざ向かおうとすると人混みが多くてなかなかたどり着けないこともよくあります。
それを少しでも回避するために、会場のマップを事前に入手しましょう!

事前に開催基地のHPやXで公開されており、場合によっては紙で配布されていることもあるので、スマホがつながりづらくなってもすぐに確認できるように備えると便利です。
個人的には会場に入ったら入門して、エプロン(駐機場)地区へ移動するまでの間は一目散に走るよりも、お手洗いの場所など確認しながら向かうと、お昼を迎えるころには余裕で過ごすことができると思います。
何をどこで見たいのか決める
エアショー(航空祭)では大きく飛行展示と地上展示呼ばれる2種類の展示があります。
ここではそれぞれの歩き方について、できるだけ簡単に説明します。
飛行展示の場合
エアショーへ行く人の多くは、戦闘機をはじめとした飛行機が飛び回る姿を見たいと思います。
なかにはエンジンスタートするところから間近で飛行機を見たい人がいます。そういう飛行機が運用するエプロン(駐機場)地区が基本的には会場の中心になります。

ブルーインパルスなどは、ショーセンターを「○○格納庫の延長線」などともっと細かく決めますが、さすがに一般には公開されないお話です。
また天気などの状況によっては変更される場合があります。
しかし、エプロン地区の真ん中あたりにいれば、飛行機がかっこよく飛んでいるところを見ることができます!

地上展示の場合
地上展示といえば飛行機が並べられているところを思いつく場合が大半かと思いますが、警備犬と呼ばれる基地の警備をする犬や音楽隊の演奏会なども行われます。
ただし、格納庫の中やエプロン地区から離れた体育館などが使用されることが多いので、必ず場所は確認しましょう!
飛行展示と併せて効率よく見たい人は、エプロン地区でも格納庫寄りから見ると、移動距離が少し短くなるのと飛行展示を見るときに人混みが少し少ないところで見ることができます。

開門ダッシュには付き合わない
エアショー(航空祭)に参加する熱心な航空ファンの中には、会場のゲートオープン前から並ぶ方がいます。
私も参加する場合は、開門前から会場のゲートへ並んで開門を待つことが多いです。
ただ、ここで取り上げる「開門ダッシュ」をすることはありません。
その理由について紹介します。
開門ダッシュとは?
まず、この開門ダッシュをなぜするのか?
この理由は単純で、「より良い撮影ポイントを探して確保すること」です。
中にはそれだけでなく、「極力人がいない状況で飛行機を撮影したい」と思っている人もいます。
こういう人たちを中心に、基地の門へ続く長蛇の列が作られるのですが、先頭に近い人ほどゲートオープンと同時に全速力でエプロン地区へ走っていきます。
これを通称「開門ダッシュ」と呼んでいます。
現在では手荷物検査があるので、多くの人が同時に走っていくような場面は少ないですが大きいカメラなどを持って走るので近づくと非常に危険です。
以前はゲートを埋め尽くすほどの人が一直線に並び、開門ダッシュが繰り広げられていました。10年近く前では脚立や一眼レフカメラを入れたハードケースを両肩に下げ地鳴りをあげながらエプロン地区へ走っていく様子をみて正直怖かったです。
開門ダッシュは必要か?
正直、個人的には頑張った割に得られるメリットって多くはないし、そこまでしていいポジションを確保したいなら有料観覧席を活用した方がよっぽど安心です。
開門ダッシュに付き合わず、エプロン地区へ続く普段は入ることのできない自衛隊基地の風景や立ち並ぶ売店を見ながらワクワク感を最高潮にしながら歩いたほうが楽しいです!
快適にいい場所でエアショーを楽しむなら、岩国航空基地フレンドシップデーなどでは有料観覧席を設けています。チケットを購入して有料観覧席で悠々自適に楽しむのもいいですよ!

ご飯とグッズを買うタイミングには要注意
飛行機の飛行展示を見ているとあっという間にお昼ごはんの時間になります。
多くのエアショーでは、ちょうど12~13時くらいは一旦お昼休みのため飛行展示の時間が空きます。
地元グルメのキッチンカーやテントが立ち並ぶ航空祭で美味しいご飯を探そうとしたら、長蛇の列ができて次のプログラムまで間に合わないという経験はないでしょうか。
また、ブルーインパルスなどを見てグッズを買ってから帰ろうとしたら、欲しいものは既に売り切れていたということもありませんでしたか?
この解決策はシンプルに「タイミングをずらす」ことしかありません。
いつ買うべきか?
ご飯類なら10時前くらい(飛行展示が始まる前)か飛行展示が全部終わる14時くらい、グッズなら開門から10時くらいなら狙ったものがスムーズに購入できる場合が多いです。

会場が閉まる前は在庫を残さないよう割引が始まる会場もあるので、あえて帰る前に買うというのもアリかもしれません!
ただ、私は仕事で航空祭へ行くときに関しては、入門前にコンビニでおにぎりやプロテインバーを買って、売店でご飯が買えない場合に備えています。
特にプロテインバーは腹持ちも良くて、カバンのスペースを圧迫しないので個人的には非常におススメです!
おわりに
今回は「エアショー(航空祭)の歩き方」ということで、私なりにポイントを紹介してみましたがいかがでしょうか。これを参考に航空祭をより楽しんでいただけたら非常に嬉しいです!
とはいえ、これはあくまで私が提案するモデルケースなので、皆さんなりの楽しみ方を見つけてより航空祭を楽しんでいただきたいです!
実際に航空祭行ってみようと思った方、何を持っていけばいいのか迷うと思います。下記の記事も参考にしてみてください。
