【イベントレポート】第1空挺団 降下訓練始め
joe
OsintCatJoe ～元自衛官のゆるい軍事ブログ～
【2025年航空祭】横田基地フレンドシップ・フェスティバル2025攻略法
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こんにちは！
じょーです！
西日本ではGWに行われる岩国航空基地フレンドシップデーが最大級となりますが、東日本にも同様にアメリカ軍主催の大きなエアショーがあります。
そう、横田基地です！
横田基地の航空祭、すごく面白そうだけどよくわからない！
行ったことがないと実際に面白いのか分かりづらいですよね？
そこで今回は「横田基地フレンドシップフェスティバル2025」の見どころや楽しみ方をまとめました！
Contents
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横田基地フレンドシップ・フェスティバル2025はいつ行われるのか？
横田基地フレンドシップ・フェスティバル2025の開催日時などは以下の通りです。
開催日時など
横田基地フレンドシップ・フェスティバルは、日本では珍しく例年2日間開催され、約10～20万人も訪れる国内最大の動員を誇るエアショーの一つ。
岩国航空基地フレンドシップデーのように、たくさんのフライトがあるわけではありませんが、広大な基地の一部を開放し、アメリカ空軍航空機を中心に戦闘機などがたくさん展示されます。
また、2日かけて行われる多くのステージパフォーマンスでは、バンドのライブなどが行われるので、さながら野外フェスのような要素もあります。
なので、「航空祭」というよりも「お祭り」の感覚に近い魅力があります。
横田基地フレンドシップフェスティバルの見どころとプログラム
フレンドシップフェスティバルは米軍主催という特徴が前面に出ており、展示飛行こそ少ないですが、その代わりにどの航空機での展示でも「ふれあう」機会が多いところが特徴。
また、例年イベント2日目(最終日)の夜には花火が打ち上げられ、飛行機と一緒に花火写真が見られることでも有名です。
飛行展示などのスケジュールは、例年当日に天候などの状況を考慮して時間が発表されます。
展示飛行
横田基地フレンドシップデーの展示飛行は、航過飛行のような内容が中心となっています。
多くの方が、航空祭といえば戦闘機の迫力あるシーンを思い浮かべる方が多いですが、横田基地周辺の空域は羽田空港や成田空港を利用する飛行機がたくさん飛んでいることもあり、アクロバットのように動きのある内容ではありません。
2025年のプログラムはまだ公開されていませんが、同じような内容になると予想されます。
しかし、ヘリコプターやオスプレイが例年、高速での低空飛行などを披露します。
展示飛行ではありませんが、数年前にアメリカ大統領のが乗る「エア・フォースワン」がイベント中に着陸するというサプライズがありました。
他にもアメリカ軍がチャーターした旅客機が離着陸を行う場合がありますので、急遽プログラムとは関係ない飛行機が来るかもしれません！
これは、Flightradar24でも捉えられる場合があるので、アプリを用意することをおススメします。
地上展示
地上展示は米軍や自衛隊を中心にバラエティに富んだ航空機が展示され、このイベントの目玉とも言えます。
特にアメリカ空軍のC-5輸送機などの超大型機が、例年柵に囲まれることなく展示されています。
また広大な展示エリアを活かして、機体の前にブースを設けるところもあり、パイロットたちと触れ合ったりグッズ購入をすることも可能。
また、会場には２つのステージが設置され、一日中バンドなどのライブが予定されています。
展示される飛行機など
展示される飛行機は、地元横田基地に配備されている航空機を中心に、多くの航空機が展示され、一部は機内も見学することができます！
C-5輸送機などの大型機は巨体を活かし、機内に売店を設けています。
また、例年直前までスケジュール調整をしているのか、事前に発表されていない機種が参加している場合があります。
地上展示される航空機一覧
横田基地日米友好祭2025では、アメリカ空軍を中心に自衛隊や民間のフライトクラブなどから様々な飛行機が参加します。
アメリカ空軍
・C-130J、MC-130J
・CV-22
・C-12
・UH-1N
・F-16
・C-17
・KC-135
アメリカ海軍
・P-8A
アメリカ陸軍
・UH-60L
・UC-35A
航空自衛隊
・F-15J
・F-2
・F-35A
・E-2D
・KC-767
・T-4
・CH-47JA
・C-2
・U-680A
・C-130H
陸上自衛隊
・UH-1J
・AH-1S
・UH-2
海上自衛隊
・LC-90
民間
・C-172
・DA-40
・DA-42
・CC-19-180
・HONDA JET
・CESSNA CITATION MUSTANG
多彩なフードエリア
フードエリアでは、お祭りの縁日みたいにさまざまな店が立ち並びます。
定番の焼きそばや串焼きだけでなく、ピザをはじめとしたアメリカンフード(当然サイズは大きい)のお店もあります！
飛行機に興味が無くても、フードエリアへ行くだけでも非常に楽しいです。
また、日本でも販売されているスポーツドリンクやエナジードリンクがアメリカ仕様になっています。
※大きさや成分が日本のものとは違うので飲みすぎ注意！
会場マップ解説
会場のマップは公式HPにpdfで配布されています。事前にダウンロードしてスマホで確認できるようにすると、当日はスムーズに確認ができるのでオススメです！
会場について、マップ左上にあるサプライゲートと書いているところが入退場用のゲートになります。
入場してまっすぐ進むと、広大なエプロン(駐機場)地区に入り、ここがメイン会場となります。
エプロン(駐機場)地区を概ね半分に分けて、ゲートに近い方にはたくさんのお店が並び、アメリカンフードやグッズが販売されています。
このイベントではアルコール類も販売されるので、ビールを飲みながらのんびりと展示飛行をしている飛行機を見るのも非常に楽しいです！
航空機地上展示エリアについて
エプロン(駐機場)地区を進むと、たくさんの航空機が並ぶ航空機地上展示エリアに差し掛かります。
ここは少し早めにクローズとなりますので、午後から入場を考えている方はお気をつけてください。
航空機地上展示エリアに入ることができる時間
開放時間 09:00〜17:00
横田基地は非常に広いので、その広さを活かしC-5やC-17といった大型輸送機やアメリカ空軍や航空自衛隊の戦闘機などが例年、数多く展示されます。
2024年は当時嘉手納基地に展開していたF-22A戦闘機が来て話題となりました。
2025年は航空自衛隊が急遽不参加となったため、下図のように参加機が直前で変更されました。
横田基地までのアクセス
横田基地は非常に大きい基地なのでゲートがたくさんあるのですが、入門用のゲートは第5ゲートと呼ばれるところになります。
徒歩でしか入門ができないのでご注意ください。
第5ゲートの場所は上記のマップの通りで、JR青梅線・西武拝島線の拝島駅かJR青梅線の牛浜駅から向かうのが定番ルートです。
拝島駅から第5ゲートまで
拝島駅から第5ゲートまでのルートは次の通りで、渋滞がない場合、約20分で到着します。
牛浜駅が最寄りで、第5ゲートまで徒歩約10分の距離です。
牛浜駅から第5ゲートまで
牛浜駅から第5ゲートまでのルートは次の通りで、渋滞がない場合、約10分で到着します。
拝島駅から徒歩20分かかりますが、道中にコンビニを数件通るので、万が一飲み物を忘れたり、急遽トイレへ寄りたい場合は利用しやすいです。
また、牛浜駅への乗り換えまでに時間がかかることがあることなどから、拝島駅を利用する方が例年多いです。
ゲートまでは確かに渋滞しますが、ゲート前にある交差点は終日地元の警察が交通整理をしています。
渋滞すると流れが遅くなりますが、確実に流れては行きますので体力と相談しながら並びましょう。
車でアクセスする方法
一部の関係者や事前に身体障害者向け駐車場の申し込みをした方を除いて、イベントの際、横田基地に入門することはできません。
とはいえ、どうしても車じゃないと・・という方は近隣のコインパーキングを事前に探して利用しましょう。
(主催のアメリカ空軍などは、渋滞など近隣住民の迷惑になるので車でお越しになることを推奨していないのでご注意ください。)
検索や予約ができる「特P」というサイトが快適なので、ご活用してください！
※重要※ セキュリティチェックと持ち込み禁止品
米軍主催のイベントは、入門時のセキュリティチェックが必須。
その際の注意事項や持ち込み禁止品についてまとめましたので、必ず準備の際に確認してください。
セキュリティチェックについて
入門時、ゲートに設けられた検査場で身分証の確認と手荷物検査を行います。その際に有効となる身分証明書は以下の通りです。
日米国籍で16歳以上の人の場合
写真付き身分証明書(パスポート、運転免許証、マイナンバーカード、住基カードのいずれか)の提示が必要。
運転免許証の場合は暗証番号をご確認ください。
日米国籍で15歳以下の人の場合
大人の同伴が必要。
日米国籍以外の方
パスポート及び在留カードの提示と、72時間前までに以下のサイトで事前登録もしくは会場での登録が必要。
事前登録サイト：Eventbrite
持ち込み禁止品について
持ち込み禁止品は、次のとおり定められています。
持ち込み禁止品リスト
・大型手荷物
・バック
・アルコール飲料
・ガラス瓶類
・自転車
・三輪車
・動物（ペット）※介助犬等は事前にご相談ください。
・キックボード、ローラースケート、スケートボード
・無線操作機器（ラジコン・ドローン等）
・遊具（凧、ボール等）
・軍服、装備品等
・個人の識別の妨害となるコスチューム
・武器とみなされる可能性のあるコスチュームの小道具
・武器（モデルガン、エアガン等）
・刃物類（カッター、ソリ、ハサミ、刀等）
・爆発物（花火等）
・薬物
・危険物全般
・ラジオスキャナー（エアバンド等の受信機含む）や陸上移動無線（トランシーバーなど）
また、持ち込み可能となるものも次のとおり定められています。
より快適に楽しむためのアイテム
会場内は非常に広く、イベント当日は暑くなることが予想されます。そのため熱中症など、体調不良になってしまう可能性が十分にあります。
個人的に持っていくべきアイテムをご紹介しますので、参考にしてください。
飲み物
会場は照り返しが強いことが特徴です。そんな状況では麦茶とスポーツドリンクをおススメ！
特に味がさっぱりしているので、現地で販売されているピザなど味が濃いモノと合わせても比較的問題ありません。
ちなみにアルコール類の持ち込みは禁止ですが、会場内では売っていますので、節度を守ってお酒を飲みながらイベントを楽しみましょう。
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日差し対策
持ち込み禁止品リストには入っていませんが、人が密集するところでは日傘は周りの方に当たる可能性があり危ないです。
そのため、帽子やサングラスなどを活用する方が快適に日差し対策できます。
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レジャーシート
横田基地は広大なスペースを利用しイベントを楽しめますが、座るところがほとんどありません。
このイベントでは持ち運べる簡易的な椅子やレジャーシートを持ち込めるので、食事をするときは空いているスペースで座ります。
動線を邪魔しない程度に腰を落ちつけるスペースを確保するため、小さめのレジャーシートを用意すると便利です。
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おわりに
横田基地フレンドシップ・フェスティバル2025に関する見どころやアクセスを紹介しました。
最後には花火を打ち上げ華やかに締めくくる大きなイベントなので、ぜひお越しいただきたい航空祭の一つ、私も毎年参加しています！
例年、サプライズ参加する飛行機やライブステージ、たくさんの屋台で1日中飽きずに楽しめます！
しかし、広大な会場であるがゆえに熱中症のリスクが当然あります。
そのため、飲み物などはネットでセールなどを活用しながら多めに用意して参加しましょう！
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ABOUT ME
元海上自衛隊パイロットで現在は会社員。
自衛官を辞めたら、想像以上に知らない人が多いことに気づいたので、自衛隊や飛行機に関する話を独自目線で書き始めた。
