【NEWS】中国軍が台湾周辺で軍事演習「正義の使命2025」の実施を通知
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じょーです!
いつも飛行機や自衛隊について、自分の経験談を交えながらできるだけ分かりやすくその世界をご紹介しています。
今回お届けするニュースは「中国軍が台湾周辺で軍事演習「正義の使命2025」の実施」です。
報道された内容をもとに要点などをまとめたので、ぜひご覧ください!
中国軍から発表された内容
新華社通信によると、「人民解放軍東部戦区報道官の石毅上級大佐は、12月29日より東部戦区が陸軍、海軍、空軍、ロケット軍からなる部隊を組織し、台湾海峡、台湾北部、台湾南西部、台湾南東部、台湾東部で「正義の使命2025」演習を実施した」と発表。

この演習の目的は東部戦区部隊の共同戦闘能力をテストすることとしていると併せて伝えられています。
この演習では何をする?
この「正義の使命2025」演習は次の項目を実施したと発表しています。
・海上および空中の戦闘即応態勢哨戒全面的制圧
・重要港湾・地域封鎖
・外部からの三次元抑止
上記の項目に対して、報道では艦艇と航空機が多方面から台湾へ接近し各軍種による共同攻撃が行われるとのことです。
いつ、どこで演習をする?
中国人民解放軍東部戦区は、演習エリアとその日時を以下のように発表しています。
台湾の反応は?
台湾の近海で行われるこの演習に対して台湾の総督府は以下のようにコメントしました。(中央社に関連記事)
「中国当局は国際規範を無視し、軍事的威嚇に訴えて近隣諸国を脅迫しており、台湾はこれを強く非難する」
郭亜輝総統府報道官
さらに郭亜輝氏は報道陣に対し、「台湾海峡及びインド太平洋地域の平和と安定の維持は国際社会のハイレベルのコンセンサスであると指摘した。中国の行動は、台湾海峡及びインド太平洋地域の安全と安定の現状を露骨に損なうだけでなく、国際法と国際秩序への露骨な挑戦でもある。台湾は、中国当局が国際規範を無視し、軍事的威嚇に訴えて近隣諸国を脅迫していることを強く非難する。」とコメントしています。
また、中国の動向は事前に把握していたことから、台湾の防衛省にあたる國防部では、SNSなどを通じて中国の演習に対し、警戒体制を整えていることをアピールしており、国民に安心するよう呼びかけています。



