ジョーの軍事情勢レポート 6月

OSINT

 こんにちは!ジョーです!!

 梅雨も明けて夏になってきた6月、日本周辺の軍事情勢でいくつもトピックがありました!

 今回から「ジョーの情勢レポート」ということで、タイミングは試行錯誤しながらですがお届けしたいと思います。

 基本的には日本周辺を取り巻く状況についてジョーなりに分析と解説をさせていただきます。

中国海軍の活動

 連日のように活動が確認されておりますが、今月は特に注目されるトピックが2つあり、こちらをご紹介します。

新型空母「福建」の進水

 6月17日に人民解放軍の3隻目となる空母「福建」が進水しました!進水式の前から世界中で注目されておりました。注目されたことは次の2点です。

  • 船体の大型化(満載排水量80,000トン以上)
  • STOBAR(スキージャンプ発艦・アレスティング着艦)方式からCATOBAR(カタパルト発艦・アレスティング着艦)方式への変更

 これは今後の空母運用について1回の航海でより空母の長期行動と艦載機の行動範囲の拡大を企図しているものと考えています。

 福建のもう少し深い分析は「【緊急企画】中国新型空母を徹底解説!https://osintcatjoe.com/fukken/」に記載しておりますのでご覧ください。

新型空母「福建」の進水式

艦艇の日本一周等

 6月の初めからレンハイ級等計4隻が日本を一周しており、対馬・津軽・宗谷の各海峡等を通過しながら現在も活動している可能性があります。

 日本近海で行動していたため日本の主要な新聞社も取り上げておりますが、その目的はおそらく「訓練+軍事プレゼンツの誇示」というところかと考えております。

 航海中の活動については中国側のメディアでは確認できなかったため詳細は分かりませんでしたが、おそらく対空・対艦・対潜の各訓練を行っているものと推測します。

 6月29日時点で東シナ海へ入っているため、このまままっすぐ司令部のある青島へ帰投する場合はあと2、3日くらいかけて北上するものと推測します。

 ともに行動していたドンディアオ級情報収集艦はハワイ沖で行われているRIMPAC2022の情報収集へ向かったかもしれません。

中国海軍艦艇の行動図(一部推測)

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